...それも無駄骨に終ったので...
犬田卯 「錦紗」
...妾はまたしても無駄骨でしかないことを庭に降りて繰りかえさねばならなかった...
海野十三 「三人の双生児」
...宝探しは無駄骨(むだぼね)だろうよ...
海野十三 「地球要塞」
...なぜそんな無駄骨を折らねばならなかったか...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...漫然と元兇を尋ねたところで多分無駄骨(むだぼね)に終るだろう...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...「何が無駄骨折なんだ」「町内の本道は何んにも知りませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...が併(しか)し全くの無駄骨と後でわかりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こいつは飛んだ無駄骨折かも知れないぜ」などと四角な顏を益々四角にして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まったくの無駄骨折だった...
久生十蘭 「悪の花束」
...これはまったくの無駄骨折で...
久生十蘭 「悪の花束」
...まるっきりの無駄骨折り...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...紙くずすらなく無駄骨だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...會話の研究こそ全くの無駄骨だつた...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...俺は無駄骨を折って紐育(ニューヨーク)計り探していたが...
松本泰 「日蔭の街」
...しかしみんなそれは無駄骨折りにすぎなかったのだ...
山本周五郎 「藪落し」
...はるばる行ってみるだけ無駄骨だ」「ご親切はありがてえが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...いつまでもここに邪々張(じゃじゃば)っているのも無駄骨だろう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...」「どっちにしたって無駄骨ですわよ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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