...それも無駄骨に終ったので...
犬田卯 「錦紗」
...それはほとんど無駄骨に近かった...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...君のお芝居は無駄骨折りばかりだったよ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...彼は無駄骨を折るのが馬鹿馬鹿しくなったので...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...彼は無駄骨を折るのが痴(ばか)ばかしくなったので...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...これまで無駄骨折つて手なづけようと各國が覗つてきた國である...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...結局無駄骨を折るのさ...
永井隆 「この子を残して」
...「何が無駄骨折なんだ」「町内の本道は何んにも知りませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...が併(しか)し全くの無駄骨と後でわかりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まったく無駄骨を折ったばかりだったよ」「報酬はどれだけだと言いましたかね?」とデュパンが尋ねた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...これらがなければ無駄骨だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...斯う穴やふし瘤だらけでは無駄骨が折れるばかりで手間が三倍だと滾しぬいた...
牧野信一 「鬼涙村」
...東京へ出てから少しの間独逸語を遣ったのを無駄骨を折ったように思ったが...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...こんな無駄骨に終ったのでござる」「若い若い...
吉川英治 「新書太閤記」
...はるばる行ってみるだけ無駄骨だ」「ご親切はありがてえが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...無駄骨を折るような三次じゃございません...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...時間もなにも分らない振子時計の機械的な無駄骨折りにひとしいものである...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...ほんの無駄骨を折ったに過ぎません...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
便利!手書き漢字入力検索