...この一年も無駄骨だったと申すか……」と...
海野十三 「くろがね天狗」
...宝探しは無駄骨(むだぼね)だろうよ...
海野十三 「地球要塞」
...それが無駄骨に終ったので...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...自己の実現に無駄骨を折っているから...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...結局無駄骨を折るのさ...
永井隆 「この子を残して」
...馬にも無駄骨を折らせねえように……と言います...
中里介山 「大菩薩峠」
...無駄骨折って疲労甚だし...
中島敦 「光と風と夢」
...それもこれもみんな無駄骨折で...
野村胡堂 「向日葵の眼」
...まったくの無駄骨折だった...
久生十蘭 「悪の花束」
...まったく無駄骨を折ったばかりだったよ」「報酬はどれだけだと言いましたかね?」とデュパンが尋ねた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...これらがなければ無駄骨だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...俺は無駄骨を折って紐育(ニューヨーク)計り探していたが...
松本泰 「日蔭の街」
...猿取りに無駄骨を折らぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...――無駄骨だヨ」その頃...
宮本百合子 「刻々」
...始終粗相をくりかえしては無駄骨を折っているおしもの方へ...
矢田津世子 「女心拾遺」
...こんな無駄骨に終ったのでござる」「若い若い...
吉川英治 「新書太閤記」
...はるばる行ってみるだけ無駄骨だ」「ご親切はありがてえが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...時間もなにも分らない振子時計の機械的な無駄骨折りにひとしいものである...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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