...無駄にお金を使つちやよくないな...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...ツマリ往復に半日を無駄にして了うわけである...
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」
...初手から私を無駄に心配させまいとしての友情が交っていることも確かだった...
海野十三 「暗号音盤事件」
...結局彼がその間に無駄には見えぬ仕事をしたとすれば...
海野十三 「地球盗難」
...僅か一厘だから五厘だからと言ってそれを無駄にするような考があったら如何に沢山の収入のあるものでも金持になることは出来ない...
高浜虚子 「子規居士と余」
...始終時間を無駄にせんように段取りをつけて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...鳥も無駄になるだけでしたので...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...無駄にならんことである...
直木三十五 「大阪を歩く」
...ただその中で無駄に反射されて逃げる熱量を出来るだけ少なくすることが...
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」
...七何日(なんにち)か無駄に過ぎました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それも無駄になつてしまひました――水垢離まで取つても信心が足りなくて神佛にも見放されたのでございませう」南瓜(かぼちや)頭をがつくり下げて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「努力が全て無駄になった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...一刻も無駄にできない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...一刻も無駄にできん...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...とりわけ古典的な書物には一見無駄に思われるようなところのあるものである...
三木清 「如何に読書すべきか」
...でもそれでは折角の日頃のおっしゃりつけも無駄になるし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何も無駄に燃えていなくったって好いじゃないか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...大為事(おおしごと)が無駄になってしまった...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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