...その一日を無駄なく...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「今年の抱負」
...厳酷に無駄なく起居するその規律がうらやましい...
太宰治 「女生徒」
...菊池寛は無駄なく直截適確...
南部修太郎 「氣質と文章」
...無駄なく順序立ちて書いてある文は世間には少い方で甚(はなは)だ心持が善い...
正岡子規 「病牀六尺」
...ずいぶん無駄なく勉強もしたし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さっぱりとして、無駄なく、而もよろこびとユーモアとの漲った生活が、照りかえすような手紙が書けるようになりたいこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...勉学はいっそう無駄なく深く...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私もごく毎日を無駄なく暮したいのに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一見実に無駄なくパラリとした文章で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それを無駄なく讀ませて行くことが...
吉川英治 「折々の記」
...山中幸盛が詠じたやうに、憂き事のなほ此上につもれかし限りある身の力ためさん鎧袖(がいしう)一觸の氣をもつて、それを克服しつつ處世するところに、無駄なく、不斷に自分をも鍜錬してゆかうとする快活な餘裕さへ自ら保たれてくる...
吉川英治 「折々の記」
...――しかも無駄なく...
吉川英治 「源頼朝」
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