...俊吉はすべてに無頓着なのか...
芥川龍之介 「秋」
...道路の繁昌に伴う雑音塵埃に無頓着なるには少しくポーエチック過ぎる...
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」
...無頓着な色を帯びていたうちにも...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...細君からして随分こんな事には無頓着な人だと見える...
寺田寅彦 「イタリア人」
...夜半の小雨はあえて利害を感ぜざるべきも昼間の雨には無頓着ならず...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...無頓着な田舎でも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...平素は身装に無頓着なのにも拘らず...
豊島与志雄 「立札」
...二千円の勧業債券に対して私を無頓着ならしめた...
豊島与志雄 「道化役」
...無頓着なのだった...
豊島与志雄 「反抗」
...自分の存在にさえ無頓着なこの室の主人が...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分は服部氏の庭に立つ時分尻をおろしたがそんなことには極端に無頓着な故人はぎつしり尻を捩上げた儘である...
長塚節 「記憶のまゝ」
...芸術の影響に全然無頓着な人間でないとみずからを証拠立てるだけでも三四郎は風流人である...
夏目漱石 「三四郎」
...自分に対する悪口に無頓着なることは出来ぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...無頓着なロンドンっ子を目覚めさせてやる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...全く無頓着なのである...
牧野信一 「村のストア派」
...食物に無頓着な男子は人の良人(おっと)たるべき第一の資格がないのですからそんな人物は来なくても構いません」と相(あい)も変(かわ)らず極端説...
村井弦斎 「食道楽」
...大好(だいすき)よと無頓着なる返辞...
森鴎外 「そめちがへ」
...そんな事には無頓着なまま...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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