...無限に存在してゐる筈である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...ほぼ無限に教訓を得られる...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...物欲のための争いを無限に放置されていた今日までの如き状態は解消せらるべきだと信ずる...
石原莞爾 「戦争史大観」
...無限に踊りつづけたのですね...
江戸川乱歩 「悪霊物語」
...無限に長かるべき未来に向って眼を開かねばならぬ...
津田左右吉 「陳言套語」
...無限にあるべきはずの残余の項の効果が微小となるのは...
寺田寅彦 「方則について」
...併し位置の不変ということは無限に多く――此処にも彼処にも――あると云わねばならぬ...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...吾々が問題にしないでいるものは無限にある...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...無限に糸を引いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...この無限に遠く、無限に遐(はる)かに、無限に静かな空を会釈(えしゃく)もなく裂いて、化銀杏が黄金(こがね)の雲を凝(こ)らしている...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...無限に長く、空想にみちた坂道を登つて行つた...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...無限にあるからです...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...無限にひろがる大氷原...
久生十蘭 「南極記」
...無限にもつてゐるはずのものを...
吉川英治 「折々の記」
...無限には働かない...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうそう無限に実戦に使えるものではない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...そう無限にあるものではない...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
...無限に強いものを認める...
和辻哲郎 「『青丘雑記』を読む」
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