...無趣味と云うよりも無造作な...
泉鏡花 「婦系図」
...あの鼻息ではどんなに恐い人かと思ひますがその実少しも恐い人でも何でもなく実は甚だ無造作な人であります...
伊藤野枝 「妾の会つた男の人人」
...國手は風邪とチブスとの間に別に輕重をも認めぬやうな無造作な口吻であつたが...
高濱虚子 「續俳諧師」
...無造作な素速い手つきで抜きとると...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...梁や手摺などの伐倒した雑木で造られた無造作な...
徳田秋聲 「芭蕉と歯朶」
...如何にも自然な無造作な調子で...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...こんな無造作な主人であるから居るのにちつとも心おきがなくていゝと思ふと窃にうれしかつた...
長塚節 「濱の冬」
...臭いものを見棄てるような無造作な態度で退(ど)いた未来の良人(おっと)の後姿を追って...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...無造作なる早合點の自信や氣安めを促し...
波多野精一 「時と永遠」
...脇窓に肱をかけた無造作なかっこうで...
久生十蘭 「あなたも私も」
...いつもの無造作な装で...
久生十蘭 「あなたも私も」
...二年ほど前、阿曽は、さる日本の登山家のお荷物になりながら、低い山に登ったことがあり、地図の見方ぐらいは知っていたので、この天気とこの距離なら、足弱の女連れでも、夕暮れまでにトゥルの村へ行き着けると、無造作な計測で、氷河の横断をはじめることになった...
久生十蘭 「白雪姫」
...しほふき等の御面をかむつて全く何処の誰とも見境ひもつかぬ巧妙無造作な変装振りだつた...
牧野信一 「鬼涙村」
...極(ご)く無造作な事です...
村井弦斎 「食道楽」
...彼らは何よりもその無造作な削りを悦んだ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...無造作なぞいう性格は極度にまで洗練されて...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...はははは……」樫尾大尉のこの無造作な一笑は...
夢野久作 「暗黒公使」
...待ちかねていた無造作な主人は...
吉川英治 「新書太閤記」
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