...神の智慧の無量(むりょう)無辺際(むへんさい)であることが判って来たのである...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
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高村光太郎 「智恵子抄」
...年で洗はれたあなたのからだは無辺際を飛ぶ天の金属...
高村光太郎 「智恵子抄」
...その影響の及ぶところは無辺際に大きいのである...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...永遠に同じ姿でくり返される無辺際の日の中に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは音楽の無辺際(むへんざい)な世界を子供に開き示してくれた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ただ無辺際なるものに面してさえおれば...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無辺際のうちに小さな点となって輝いていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無辺際なる減らず口といわねばなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...無辺際に繰返されている...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼が無辺際に大きくして...
中里介山 「大菩薩峠」
...無辺際(むへんざい)に浮き出す薄き雲の然(ゆうぜん)と消えて入る大いなる天上界(てんじょうかい)の間には...
夏目漱石 「虞美人草」
...無辺際空(むへんさいくう)に東南の地底へ走っている...
久生十蘭 「地底獣国」
...無辺際の中の至幸なるまどろみ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...芸術の無辺際な創造的威力に捧げているのである...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...さらにその上に民主主義というものは人間の能力を無辺際に約束しているものです...
宮本百合子 「幸福の建設」
...無辺際までつづくかと思える大海原だった...
山本周五郎 「新潮記」
...全身の細胞が作り出している意識の空間を無辺際に馳けまわるのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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