...それは彼らがこの術(占星)について絶対に無知識であるということと...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...汝は遠からず無知識を後悔する時が来るに相違ない...
薄田泣菫 「茶話」
...それがためかえって実際に疎いところがあっていわゆる性教育に関して全然無知識でしたが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...富の美徳を獲得せんと焦慮するために働きあるいは盗み奪う……」呉服の地質の種類や品位については全く無知識な自分も...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...心中の方式については全く無知識であったこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...全く無経験無知識な身の投げ方をしている――心中にそうたびたび経験や知識があってはたまらないけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...さほど無経験無知識であったにかかわらず...
中里介山 「大菩薩峠」
...盲従というよりは無知識でありまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...地理と航海に無知識であるが故に...
中里介山 「大菩薩峠」
...どう曲折して行くかの問題になると全く無知識なので...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...無知識な自分を驚かした...
夏目漱石 「行人」
...あなたよりも遙(はる)かに無知識なのです...
夏目漱石 「『傳説の時代』序」
...そのほうはまったく無知識です...
久生十蘭 「悪の花束」
...数学は非常に下手でかつ無知識であるけれど試験さへなくば理論を聞くのも面白いであらうといふ考を今に持つて居る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...無邪気にも余り無知識であった人々...
宮本百合子 「アワァビット」
...「街」は人間のおかれている歴史への無知識にすぎず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...社会百般のことについてまったくの無知識なものはないわけです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そこでは知識無知識なく...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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