...何千万と無数にあって...
海野十三 「宇宙戦隊」
...無数に空中をヒラヒラ飛んでいる...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...無数に露出していた...
江戸川乱歩 「影男」
...ジグ・ザグの小半島が無数に突出し...
谷譲次 「踊る地平線」
...あらゆる種類の鳥が無慮無数に群棲(ぐんせい)していて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...山吹の枝先にも小さな芽が無数についていた...
豊島与志雄 「人の国」
...無数に陳列されてあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...絹いとのやうな手が無数に生え...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...小舟が無数に四散して行く...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...蚤(のみ)にやられた傷跡が無数にあったが...
原民喜 「廃墟から」
...たぶん無数に複本をつくってあるのでしょうが...
久生十蘭 「ノア」
...ルグランが金(かね)が埋められているというあの南部諸州に無数にある迷信のどれかにかぶれていて...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...鏡は鏡を反映して無数に映る...
牧野信一 「鏡地獄」
...その小穂(spiculae)もじつに無数に出来ているから非常におびただしい実が稔る訳である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...実例は無数にあるが...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...幸いにまだこの苦楝木が無数にあるうちに...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...無数に転がっておりましたが...
柳田國男 「日本の伝説」
...無数に群がりながら...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
便利!手書き漢字入力検索