...ジョンさんは無教養だと思う...
...教育を受けないまま育った人たちは無教養とは言えない...
...無教養とは、単に学歴がないことではない...
...彼女は美術、映画、音楽などに詳しいため、無教養な人ではない...
...無教養であることを隠すのではなく、自分の知識不足に向き合って勉強することが大切である...
...かかる無教養ながさつさはおそらく畳というものの意味を知らない西洋人技師の所業を無反省にまねたことから始まったのだろうと思われるが...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...のちに到り、所謂青年将校と組んで、イヤな、無教養の、不吉な、変態革命を兇暴(きょうぼう)に遂行した人の中に、あのひとも混っていたような気がしてならぬ...
太宰治 「苦悩の年鑑」
...勿論善良で無教養な彼女は頭の天辺から...
徳田秋聲 「歯痛」
...労働者や農民・下級サラリーマン・無教養のブルジョア...
戸坂潤 「思想としての文学」
...本を読まない人間の無教養は今問題でない...
戸坂潤 「読書法」
...と云い出す無教養漢も之に応じて輩出するわけだ...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...無教養な人達にはその面白さなり諷刺なりが理解されない憂いがあり...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...年若い無教養の女中ヘンドリキエ・ストッフェルスと同棲して...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...まして無教養で、無恥で、起きてから寝るまでお芝居をして居る女は、どんなものか考えてみるが宜い」「まア」寿美子は呆気に取られました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...醜貌の上に無教養至極だつた女との腐れ縁の生活が絶えようとしてはまた続き...
正岡容 「滝野川貧寒」
...無教養で醜い安女給との同棲は...
正岡容 「わが寄席青春録」
...外から尊く飾りたてられている女性や全く無教養な下層の人にない面白さがあると云っている処も女の実際にふれていて面白く思えました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...軍人貴族の無教養や虚栄などを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...戦国時代の無教養を民衆に強いた日本のごとく...
横光利一 「欧洲紀行」
...わけて人知れぬ大望を抱く高氏にすれば、彼女の無教養が、未来には逆な不幸にならぬかぎりもないことは、ふかく惧(おそ)れていたにちがいあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...田楽村(でんがくむら)の無教養な女...
吉川英治 「私本太平記」
...相手の無教養らしい野性をも...
吉川英治 「新書太閤記」
...無教養ではあるまい...
吉川英治 「松のや露八」
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