...そして相變らず無我夢中である...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...謂はば正当防衛のために無我夢中であがいて...
太宰治 「お伽草紙」
...まるでもう無我夢中で...
太宰治 「惜別」
...無我夢中でその子の肩を抱いて...
太宰治 「津軽」
...無我夢中でしがみついたところは...
太宰治 「雪の夜の話」
...無我夢中でタタタタタと土足のままふみこんだ表書院……...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...無我夢中で殴りつけた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...それだのに自分の娘に見つけられて居るのも知らず無我夢中で乳繰り合ひ...
永井荷風 「来訪者」
...無我夢中で突っ走った人々は...
永井隆 「長崎の鐘」
...一日を無我夢中で過ごしているのが...
中谷宇吉郎 「捨てる文化」
...あたかも天狗(てんぐ)にさらわれた男のように無我夢中で飛びついて行くのです...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...無我夢中で獅噛(しが)み付きましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無我夢中でしたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...調子に乗って無我夢中でやっていましたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...無我夢中で喚きたてた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...うるさくてたまらなかった人と無我夢中で熱烈な恋を語りあったのです...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...あとを追う高倉祐吉は半分は無我夢中であった...
本庄陸男 「石狩川」
...無我夢中で急いでいた...
夢野久作 「名娼満月」
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