...だから無愛想なウェエタアが琥珀(こはく)のような酒の杯(さかずき)を...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...この無愛想な弁護士をひき留めておくことを好んだ...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...大抵は無愛想なような...
辰野隆 「愛書癖」
...いうべき用のない時は無愛想なくらい口数の少い女であった...
近松秋江 「黒髪」
...豚(ぶた)のような無愛想な小さい眼(め)をしておまけに額からこめかみへかけて畳(たた)まれている皺(しわ)の深いことといったら...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...堅気な風をして大柄の無愛想な女であった...
徳田秋声 「足迹」
...無愛想な並列を作っているのを見分けることができました...
西尾正 「墓場」
...無口で無愛想な七之助は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ボーセアン夫人は無愛想な様子で...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...大地から掘りだした木の根っこのような無愛想な青年だが...
久生十蘭 「あなたも私も」
...盃を取り上げると無愛想なようすで無言のまま幸田の方へ差し出す...
久生十蘭 「魔都」
...お前が何かあの方に無愛想なことでもなさりはすまいかと...
堀辰雄 「菜穂子」
...「夏の島」に向い合った人げない海岸で九日のあいだ其の女たちの涙や笑いや無愛想な怒りや狂わしい元気や悲しいあきらめが金髪の男たちによろこびを与えた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「剣のうた」
...それは無愛想な、いや、残忍な顔つきの男で、水夫らしく青い着物にきいろの飾帯(かざりおび)をしめ、あみ目のほどけかかった、つぶれたむぎわら帽を、ぐいとななめにかぶっていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...無愛想な真実です...
宮本百合子 「愛」
...無愛想な灯台形の白い小箱が...
横光利一 「旅愁」
...あの無愛想な女房がやさしくなったり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...和尚さんは無愛想なムッツリとした顔をして...
和辻哲郎 「夢」
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