...彼女は少し無愛想だけど、実はとても優しい人です...
...あの店員は無愛想で接客が悪かった...
...無愛想な人でも、共通の趣味があれば仲良くなれるかもしれない...
...無愛想な態度をとると、周りの人から距離を取られることがある...
...彼の無愛想な態度に不満を感じたが、彼の立場を考えると理解できる面もある...
...無愛想な顔を一層無愛想にして...
芥川龍之介 「枯野抄」
...無愛想な屠手は手数料を受け取るや...
伊藤左千夫 「去年」
...自分が無愛想にしてゐた人に...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...」と車掌が無愛想な独(ひと)り言(ごと)のように言った...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...彼處には「友誼の表徴」といふ文字があり「東洋流の無愛想」といふ豫備知識があつたのだ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...彼女は無愛想に黙り込んでしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...良人はどつちかと云ふと無口で無愛想な方らしいが...
永井壮吉 「人妻」
...妻も定めて無愛想でしたろう...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...計らずも迷亭先生の接待掛りを命ぜられて無愛想(ぶあいそ)な顔もしていられないから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...無口で無愛想な七之助は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...錢形の親分は留守だつてね」主人の勘十郎は甚(はなは)だ無愛想でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...佐野松殺しの下手人も、まだ擧がらなかつた筈だ」「違えねえ、――でも、あの家へ行くのは氣が進みませんね」「何が?」「あの能役者崩れの主人が、高慢で、つむじ曲りで、無愛想で、話をしてゐると、腹ばかり立ちますよ」「そんな事を氣にする柄(がら)でもあるめえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...怒ろしく無愛想で...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...盃を取り上げると無愛想なようすで無言のまま幸田の方へ差し出す...
久生十蘭 「魔都」
...それは無愛想な、いや、残忍な顔つきの男で、水夫らしく青い着物にきいろの飾帯(かざりおび)をしめ、あみ目のほどけかかった、つぶれたむぎわら帽を、ぐいとななめにかぶっていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...無愛想(ぶあいそう)なふうを見せて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...堅そうでいて手きびしくも無愛想でもない女くらい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...鼻の下の髯や無愛想な表情は広川そっくりであった...
和辻哲郎 「夢」
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