...彼女は少し無愛想だけど、実はとても優しい人です...
...あの店員は無愛想で接客が悪かった...
...無愛想な人でも、共通の趣味があれば仲良くなれるかもしれない...
...無愛想な態度をとると、周りの人から距離を取られることがある...
...彼の無愛想な態度に不満を感じたが、彼の立場を考えると理解できる面もある...
...無愛想な老爺(おやぢ)の...
芥川龍之介 「世之助の話」
...あのモズモズした無愛想な男...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...夫人も無愛想ではあるが意地悪なひとではないらしい...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...無愛想だとか、無愛嬌(ぶあいきょう)だとか、いやな女だ、などといわれるのは、多くそこから起こるのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...何の用でやって来たのか』その無愛想な声をきいて私はぞっと寒気がしました...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」
...無愛想で人づきが悪いためではなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...無愛想にイワンは云つた...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...彼女は無愛想に黙り込んでしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...最初に受け取った冷淡な無愛想(ぶあいそう)な手紙は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...妻も定めて無愛想でしたろう...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...無愛想な調子で平次を迎へたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...無愛想にもできない...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...夫れかと言つて來るほどのお人に無愛想もなりがたく...
樋口一葉 「にごりえ」
...故意に無愛想な面(かお)で陶に対していた...
久生十蘭 「湖畔」
...私は無愛想だつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...まあ……」私はひどく無愛想に答えたきり...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...私なぞが寄ってやったって何しに来たというような無愛想な顔しか見せない爺やのこと故(ゆえ)...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...それで誰かゞ私の無愛想な顔を蜂のやうだと嘲つたが...
牧野信一 「夜見の巻」
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