...彼女は少し無愛想だけど、実はとても優しい人です...
...あの店員は無愛想で接客が悪かった...
...無愛想な人でも、共通の趣味があれば仲良くなれるかもしれない...
...無愛想な態度をとると、周りの人から距離を取られることがある...
...彼の無愛想な態度に不満を感じたが、彼の立場を考えると理解できる面もある...
...無愛想な頤(おとがひ)をそらせてゐる...
芥川龍之介 「枯野抄」
...あんなに無愛想なのもよろしくない...
太宰治 「お伽草紙」
...母や妻(かない)は無愛想でしても...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼處には「友誼の表徴」といふ文字があり「東洋流の無愛想」といふ豫備知識があつたのだ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...禅宗のお寺と来ては無愛想だからのう...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...無愛想な並列を作っているのを見分けることができました...
西尾正 「墓場」
...あの後家は? 高慢で無愛想で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...考えて見ると気味の悪い話さ」無愛想な亭主に...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...何てまあ無愛想な恐ろしい顔をしてるんだい...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...無愛想にもできない...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...大地から掘りだした木の根っこのような無愛想な青年だが...
久生十蘭 「あなたも私も」
...又々叔母様や芳子ちやんに反抗的な無愛想な態度をしめしてしまふのだつた...
平山千代子 「お泊り」
...そのまま無愛想にコツク場の方へ行つてしまつた...
堀辰雄 「旅の繪」
...無愛想な男が重々しく答えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...生(うま)れてから今(いま)までに斯(こんな)無愛想(ぶあいさう)な事(こと)を云(い)はれたことがなかつたので...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...一流のホテルらしい上等ずくめの……同時に鉄道のホテルに共通ともいうべき無愛想な感じのする家具や...
夢野久作 「暗黒公使」
...余り無愛想な」不満を顔色に現わして...
吉川英治 「新書太閤記」
...が、やがて、指の先で、自分の皿の底からパンのかけらを抓(つま)み上げ、真面目(まじめ)に、無愛想に、そいつをルピック夫人めがけて抛(ほう)ったものである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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