...彼女は少し無愛想だけど、実はとても優しい人です...
...あの店員は無愛想で接客が悪かった...
...無愛想な人でも、共通の趣味があれば仲良くなれるかもしれない...
...無愛想な態度をとると、周りの人から距離を取られることがある...
...彼の無愛想な態度に不満を感じたが、彼の立場を考えると理解できる面もある...
...天才で鳴るのではない」と無愛想(ぶあいそ)にいってのけた...
有島武郎 「或る女」
...あんまり無愛想過ぎるではないか...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...あんまり無愛想過ぎるではないか...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...その無愛想がまた普通とは違っていて...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...しかしながら、醜いこと、無愛想なこと、人をいやがらせること、他人の自由を妨げること、人を苦しめること、隣人や召使や家族や自分自身をそこなうこと、それを唯一の義務と心得てるような奴(やつ)が、世には沢山ある...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お松の手から極めて無愛想に...
中里介山 「大菩薩峠」
...お絹は頓馬(とんま)なたずね方をする御用聞もあるものだなと聞き流しながら、鋏を持って再び庭へ下りて来ると、「もし、ちょっと承りとうございますが、この辺に四谷の大番町様のお下屋敷がございますまいか」やっぱりぐれている、ここは呉竹(くれたけ)の根岸の里の御行(おぎょう)の松、番町だの、四谷だの、何を言っているのだ、そんなことで訪ね先がわかるものか、もっと要領のよい名ざしがありそうなものだと、お絹は心の中でそれをあざけりながら、庭を辿(たど)って、いっそ万年青をよして柳にしてみようかというような気にもなり、木々の枝ぶりを物色して、ちょうど先日、神尾が、凧を飛ばした子供らのために入場を許した裏木戸のところで立ち止まると、ついその外で、「もし、あの、この辺に四谷の大番町様のお控え屋敷がございましょうか」外から、自分のいる気配を見て取って問いかけたらしいから、お絹は無愛想に、「存じませんよ、よそをたずねてごらんなさい」「その声は、もしや御新様(ごしんさま)ではございませんか」「おや?」同時にお絹も、聞いたような声だと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...むしろ双方で無愛想に頭を下げたのだったろうが...
夏目漱石 「長谷川君と余」
...なんで無愛想(ぶあいそ)のおれへ口を掛(か)けたんだろう...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...眼は決して笑っていなかったその眼の無愛想(ぶあいそう)をおぎなって...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...ボーセアン夫人は無愛想な様子で...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...又々叔母様や芳子ちやんに反抗的な無愛想な態度をしめしてしまふのだつた...
平山千代子 「お泊り」
...まんざら無愛想な顔でもない...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...淡い黄褐色の上着を着た男は無愛想で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...無愛想な場合があるように思われる...
宮城道雄 「声と性格」
...この髭面、この服装、この無愛想...
矢田津世子 「反逆」
...無愛想(ぶあいそう)な...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...鼻の下の髯や無愛想な表情は広川そっくりであった...
和辻哲郎 「夢」
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