...睡眠時には、無意識的に自分の体を動かすことがある...
...彼は自分が無意識的に罪を犯したことに気づかなかった...
...その問題について彼女は無意識的に軽率な発言をしてしまった...
...緊張していたため、彼は無意識的に深呼吸をしていた...
...無意識的な行動によって、彼女は事故を未然に防いだ...
...動植物にあってはこの努力という生活活動は無意識的に...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...各個体には無意識的に多少全団体の利益となる行為をなすの習性が本能として残り...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...また生涯(しょうがい)の経験――意識的ないし無意識的――の最も多くを結びつけるに都合のいいような...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...真理乃至虚偽に関する問題は「論理の政治的性格」乃至「無意識的虚偽」へ...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...多くの場合之は無意識的に犯されるであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...吾々は無意識的虚偽が...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...実は意識的にか無意識的にか...
戸坂潤 「技術の哲学」
...たとい当人は夫に無意識的であるにせよ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...無意識的となり又自然的となるのであって...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...一身の他の部分は無意識的なも一つの魂のものとなり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その無意識的な癖を昌作は嫌だとは思わなかった...
豊島与志雄 「野ざらし」
...無垢な少女は無意識的に知っているのです――ちょうど動物がそれを知っているのと同じように...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...それは人心の焦躁(しょうそう)と無意識的ではあろうが不当な欲求との集積から生れ出る流行性の熱病である...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...潜在的善智は無意識的善夢を結ぶという順序ではあるまいか...
新渡戸稲造 「自警録」
...だから佛教の思想の意識的若しくは無意識的に顯はれ來るのは當然である...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...怒において人間は無意識的にせよ自己が個人であること...
三木清 「人生論ノート」
...行為の形も無意識的にせよ発明に属している...
三木清 「哲学入門」
...無意識的に――作品や作家がそこに露呈しているキズそのものの中に...
三好十郎 「恐怖の季節」
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