...水が無尽蔵にあるわけではない...
...無尽蔵のエネルギーがあれば、生活が楽になるだろう...
...彼は無尽蔵の根気を持っている...
...映画館のポップコーンは無尽蔵じゃないから、早めに買った方がいいよ...
...天然資源は無尽蔵にあるわけではないことを知らなければならない...
...無尽蔵の知識の籠であるやうに私には感じられた...
石川三四郎 「半農生活者の群に入るまで」
...金鉱が無尽蔵に埋没されています...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...無尽蔵といわれるカンナ島の石油は...
海野十三 「太平洋魔城」
...△無一物底無尽蔵は観念として解つてゐるだけだが...
種田山頭火 「行乞記」
...南国の炎天に蒸された樹林は「小さなうごめく生命」の無尽蔵であった...
寺田寅彦 「夏」
...その無尽蔵の豊富さを裏書きするものとなっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もっともよく愛する人たちのうちにおいても無尽蔵ではない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...四角い字こそ読めないが驚くほど博聞強記であつた伯母さんは殆ど無尽蔵に話の種をもつてゐた...
中勘助 「銀の匙」
...私の恩師末次教授は私の小さな家を祝して「無一物処無尽蔵」の一軸を賜わった...
永井隆 「長崎の鐘」
...無尽蔵の知識のように思われて...
中里介山 「大菩薩峠」
...その無尽蔵を開いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼れの春の日は無尽蔵に長閑(のど)かと見える...
夏目漱石 「草枕」
...私のような金融業なら無尽蔵に金があると思っている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...私の資金は無尽蔵だとご存じでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...故にこれに関する民族と伝説は無尽蔵でこれを概要して規律正しく叙(の)ぶるはとても拙筆では出来ぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...頃日(けいじつ)『大毎』紙へ出た大正老人の「史家の茶話」に『梅花無尽蔵』三上を引いて...
南方熊楠 「十二支考」
...こういう散歩の道みちに無尽蔵の即興お伽噺をきかせてやった...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...英雄は無尽蔵(むじんぞう)だな...
吉川英治 「新・水滸伝」
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