...才子質の太都夫よりは篤實無口な丹濃の方が若手の受けはよい...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...だが博士は、元来無口な人で、患者が自分の病気について深入りした質問を発するのが大嫌いのように見えた...
海野十三 「脳の中の麗人」
...本人はむしろ無口な...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...男は無口なはうがいい...
太宰治 「九月十月十一月」
...瘠(や)せて力があまりなさそうな無口な人である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼は元来無口な男でした...
夏目漱石 「こころ」
...無口な名人は碁盤の前に坐つて「どれ...
野上彰 「本因坊秀哉」
...お生れは北海道、お年は――あッ、それを申しては失礼だとか言いましたな」僅(わずか)に顔を挙げたのは、まだ若い割にくすんだ洋装をした婦人――いや娘と言った方がいいかも知れません――兎に角、無口な、上品な、夕顔のように淋しいところのある女性です...
野村胡堂 「死の予告」
...口數の多いのと無口なのと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一体に無口な性質なので...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...中根さんは無口なひとなり...
林芙美子 「新版 放浪記」
...この日本にあの内気そうな無口な青年に及ぶものはひとりもないのです...
久生十蘭 「キャラコさん」
...あの人は無口な人で...
火野葦平 「花と龍」
...もとから無口な邦夷は...
本庄陸男 「石狩川」
...窪川鶴次郎の妻というような面が家庭内の日常生活のうちでは自然押し出されていたし、又無口な性質で、何かにつけても結論だけ感想風な表現で云うという工合であったから、稲子さんが文学についても生活についても大変鋭いそして健全な洞察力をもっていることははっきり感じていたが、勁い力、一旦こうときめたら動かぬというところの価値などは、階級的な鍛錬の浅い当時の私に分らなかったのである...
宮本百合子 「窪川稲子のこと」
...無口な、理窟ぽい青年のやうな顔をして、木挽小屋の軒で、夕暮の糠雨に霑(ぬ)れてゐた...
三好達治 「測量船」
...またあの人自身は例の無口なままで物思いを続けていることであろうと想像されてかわいそうであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それにしても控え目で無口なお佐代さんがよくそんなことを母親に言ったものだ...
森鴎外 「安井夫人」
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