...確率論で簡単に片附けられる無価値なものですよ」「条件をうまく整理すれば...
海野十三 「断層顔」
...もしこの使命を実現しなければ人格は無価値なのである...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...それはほとんど科学的には無価値なものであった...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...無価値なものでしかないならば...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...書いたものがまったく無価値なのに気づいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...無価値な一句を引用したり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その言葉は無価値な...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...最も無価値なものとして...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それ自体としては無価値ながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...あの男くらいに比べて思い劣りされるほどの無価値な者でないと思うがと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君の婿にしようなどと少将のような無価値な男を思ったことが自分にあったのが恥ずかしいなどと母は姫君についての物思いばかりをし続け...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そしてこの周囲(しゅうい)の事物が皆(みな)無常な無価値なもので...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...卑怯な無価値な人間にさえひょっとすると持ち合わされる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これほど弱い・これほど哀れな・またこれほど無価値な・ものがあるだろうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...精神美を無価値なものにして...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...結局無価値なものとなりはしまいかと憂慮される余地が十分にある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...そんな無価値な事を饒舌(しゃべ)るのは御免だ」私は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...どんな毀誉褒貶(きよほうへん)もかれの顔いろには無価値なものにみえた...
吉川英治 「親鸞」
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