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饗庭篁村 「木曾道中記」
...行つた跡へ新聞を無代配布もしたし...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...払えないものには無代価で――を与えることである...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「共産食堂」
...彼の農場では何物も無代価では生長せず...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...文献無代贈呈...
太宰治 「虚構の春」
...手荷物規則ひとりにつき三十封度(ポンド)まで無代三十封度(ポンド)以上は...
谷譲次 「踊る地平線」
...かくのごときの常備軍はもちろん無代価にて平時に整えおくことあたわず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...無代(ただ)よ)ってみんなが言うのよ」それが...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...無代(ただ)で稽古しに出かけてゆく...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...本紙十月號記載上田文子氏の「晩春騷夜」上演記念の會で發病逝去されてしまつた――無代ならば大變結構なことと思つた...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...その無代といふことについて考へさせられた...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...一等席は貴女紳士と名づけられるものでなくては許せないとなるとなんのための無代ぞやと言ひたくなる...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...無代(たゞ)ともゆくまいが...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...この家(や)の品は無代(ただ)では出来ぬ...
樋口一葉 「大つごもり」
...無代(ただ)で呉れてやるから無代で博士になれ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...ツンボは無代償(ただ)...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...まさかに満月の身体(からだ)を無代価(ただ)で引取る訳には行くまいと仰言る...
夢野久作 「名娼満月」
...先へ乗っておくンなさい」「無代(ただ)でだよ」「えっ?」「こう見えても私は一文なし...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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