例文・使い方一覧でみる「無下」の意味


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...無下(むげ)におことわりもできなくなって了(しま)ったのでございます...   無下におことわりもできなくなって了ったのでございますの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...それとも糸子に云い寄って無下に斥(しりぞ)けられたそのせいであろうか...   それとも糸子に云い寄って無下に斥けられたそのせいであろうかの読み方
海野十三 「蠅男」

...無下に棄(す)てたものでもなさそうなその絵を幾度となく眺め返していた...   無下に棄てたものでもなさそうなその絵を幾度となく眺め返していたの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...無下に国防予算の膨大さに反対する口実を見出すことは出来ぬ...   無下に国防予算の膨大さに反対する口実を見出すことは出来ぬの読み方
戸坂潤 「世界の一環としての日本」

...仏頂寺も無下(むげ)に立帰るわけにもゆかないでいる...   仏頂寺も無下に立帰るわけにもゆかないでいるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...いたずらとしても無下(むげ)...   いたずらとしても無下の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...兵馬も無下(むげ)に振り払う気持にはなれませんでした...   兵馬も無下に振り払う気持にはなれませんでしたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...無下(むげ)には断われなかった...   無下には断われなかったの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」

...無下(むげ)に失望を味わわされることもなく...   無下に失望を味わわされることもなくの読み方
久生十蘭 「うすゆき抄」

...こんなお節介をしたって無下に腹も立てるまい...   こんなお節介をしたって無下に腹も立てるまいの読み方
久生十蘭 「魔都」

...景物・人情などに就いても細君が故郷である東京のことばかりに重気を置いて無下に彼の田舎を軽く云ふと気嫌が悪かつた...   景物・人情などに就いても細君が故郷である東京のことばかりに重気を置いて無下に彼の田舎を軽く云ふと気嫌が悪かつたの読み方
牧野信一 「鶴がゐた家」

...ここへ引越の時貴嬢(あなた)のお家から分けて下すった醤油がモーなくなりかけましたから一樽買おうと思いますが醤油はどういうのが良いのですか」と用事を問われてお登和も無下(むげ)に去り難(がた)く...   ここへ引越の時貴嬢のお家から分けて下すった醤油がモーなくなりかけましたから一樽買おうと思いますが醤油はどういうのが良いのですか」と用事を問われてお登和も無下に去り難くの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...十三から育ったあんたの恩は無下(むげ)にしない...   十三から育ったあんたの恩は無下にしないの読み方
室生犀星 「舌を噛み切った女」

...どのように無下(むげ)にいっても二人の若者はそれに応(こた)えることなく...   どのように無下にいっても二人の若者はそれに応えることなくの読み方
室生犀星 「姫たちばな」

...3815(無下事不二報復一...   3815(無下事不二報復一の読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...無下(むげ)な強襲も抑(おさ)えていた...   無下な強襲も抑えていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...ただその無下(むげ)な意志だけを拒(こば)みぬいているのである...   ただその無下な意志だけを拒みぬいているのであるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...無下(むげ)に斬って行った...   無下に斬って行ったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「無下」の読みかた

「無下」の書き方・書き順

いろんなフォントで「無下」


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深度   やめてほしい   正眼  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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