例文・使い方一覧でみる「焚く」の意味

...『折焚く柴の記と新井白石』はかろうじて稿を了（おわ）るに近し... 『折焚く柴の記と新井白石』はかろうじて稿を了るに近しの読み方
有島武郎「星座」

...牧者が焚く火は何のためぞ... 牧者が焚く火は何のためぞの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 森鴎外訳「即興詩人」

...偶（たま／＼）山腹に火を焚くものあり... 偶山腹に火を焚くものありの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 森鴎外訳「即興詩人」

...機關車に惡い石炭を焚くので... 機關車に惡い石炭を焚くのでの読み方
石川啄木「天鵞絨」

...据（すえ）風呂をこの空地（くうち）から焚くので... 据風呂をこの空地から焚くのでの読み方
泉鏡花「婦系図」

...此頃は飯を焚くのも上手になつた... 此頃は飯を焚くのも上手になつたの読み方
高濱虚子「續俳諧師」

...彼等の随喜する薪（まき）を焚く炉が切ってあるけれど... 彼等の随喜する薪を焚く炉が切ってあるけれどの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...樹明君に）・あんなところに灯が見える山が空がもう春・ふたりでふみゆく落葉あたゝかし落葉ふんではふたりで枯枝ひらふなんど・わたしが焚くほどの枯木はおとしてくれる山・梅がひらいてそこに蓑虫のやすけさ・をちこち畑うつその音もめつきり春二月十日晴... 樹明君に）・あんなところに灯が見える山が空がもう春・ふたりでふみゆく落葉あたゝかし落葉ふんではふたりで枯枝ひらふなんど・わたしが焚くほどの枯木はおとしてくれる山・梅がひらいてそこに蓑虫のやすけさ・をちこち畑うつその音もめつきり春二月十日晴の読み方
種田山頭火「其中日記」

...乞食はよく火を焚くといふ... 乞食はよく火を焚くといふの読み方
種田山頭火「其中日記」

...」「でも六月までは火を焚くものです... 」「でも六月までは火を焚くものですの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...仏像を焚く代りに... 仏像を焚く代りにの読み方
野村胡堂「新奇談クラブ」

...只（ただ）港を出るとき這入（はい）るときに焚く丈（だ）けで... 只港を出るとき這入るときに焚く丈けでの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...大きな火を別室に焚くこととして... 大きな火を別室に焚くこととしての読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...西洋人の家では三食の外にストーブを焚く事がない... 西洋人の家では三食の外にストーブを焚く事がないの読み方
村井弦斎「食道楽」

...山房の論文豈理想の美を焚く火ならむや... 山房の論文豈理想の美を焚く火ならむやの読み方
森鴎外「柵草紙の山房論文」

...ツケダケのタケは焚くという語との関係も考えられるが... ツケダケのタケは焚くという語との関係も考えられるがの読み方
柳田国男「木綿以前の事」

...実は一家の内に火を焚く場所が... 実は一家の内に火を焚く場所がの読み方
柳田国男「雪国の春」

...ぬるかったら焚（た）かせます」「焚くことはない... ぬるかったら焚かせます」「焚くことはないの読み方
山本周五郎「新潮記」

「焚く」の読みかた

「焚く」の書き方・書き順