例文・使い方一覧でみる「焚」の意味


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...途中吹雪の中で火をしたが少しも...   途中吹雪の中で焚火をしたが少しもの読み方
板倉勝宣 「春の上河内へ」

...下女(げじょ)が火をき始めた...   下女が火を焚き始めたの読み方
伊藤左千夫 「隣の嫁」

...これは船が重油をいてゐるから...   これは船が重油を焚いてゐるからの読み方
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」

...もし彼がき場にいたとすれば必ず兇行を悟られたに相違なく...   もし彼が焚き場にいたとすれば必ず兇行を悟られたに相違なくの読み方
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」

...彼は風呂きですからね...   彼は風呂焚きですからねの読み方
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」

...翌日眼を醒すと宿の者は山へ出て仕舞つてまあちやんが一人茶釜の下をいて居た...   翌日眼を醒すと宿の者は山へ出て仕舞つてまあちやんが一人茶釜の下を焚いて居たの読み方
長塚節 「痍のあと」

...甘酒を作るためにいた飯へ餡をのせてくふ...   甘酒を作るために焚いた飯へ餡をのせてくふの読み方
長塚節 「十日間」

...家ごとにストーヴをいている街では...   家ごとにストーヴを焚いている街ではの読み方
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」

...焼小手(やきごて)で脳味噌をじゅっと(や)かれたような心持だと手紙に書いてあるよ」「妙な事があるものだな」手紙の文句まで引用されると是非共信じなければならぬようになる...   焼小手で脳味噌をじゅっと焚かれたような心持だと手紙に書いてあるよ」「妙な事があるものだな」手紙の文句まで引用されると是非共信じなければならぬようになるの読み方
夏目漱石 「琴のそら音」

...大海(たいかい)を日となく夜となく続けざまに石炭を(た)いて探(さ)がしてあるいても古往今来(こんらい)一匹も魚が上がっておらんところをもって推論すれば...   大海を日となく夜となく続けざまに石炭を焚いて探がしてあるいても古往今来一匹も魚が上がっておらんところをもって推論すればの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...香ヲキ花ヲ奠シ...   香ヲ焚キ花ヲ奠シの読み方
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「青塚ノ説」

...しかしそれは私が昼間谷から自分で採ってきた僅かな木でも事足りる...   しかしそれは私が昼間谷から自分で採ってきた僅かな焚木でも事足りるの読み方
堀辰雄 「卜居」

...これから火をいている鍛冶屋へ往け...   これから火を焚いている鍛冶屋へ往けの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...大いなる陶炉(とうろ)に火を(た)きたる「ホテル」の食堂を出でしなれば...   大いなる陶炉に火を焚きたる「ホテル」の食堂を出でしなればの読み方
森鴎外 「舞姫」

...といったそうだ」かれらは楼門の上で殺されたのだ...   といったそうだ」かれらは楼門の上で焚殺されたのだの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...火と藍丸王の周囲(まわり)をグルグルまわりながら...   焚火と藍丸王の周囲をグルグルまわりながらの読み方
夢野久作 「白髪小僧」

...道を阻(はば)む野武士の火を見ると...   道を阻む野武士の焚火を見るとの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...大篝火(おおかがり)をどかどかと(た)いていた...   大篝火をどかどかと焚いていたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「焚」の読みかた

「焚」の書き方・書き順

いろんなフォントで「焚」

「焚」の英語の意味

「焚なんとか」といえば?  


ランダム例文:
辛い目   縁起のいい   東京府  

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