...焉ぞ手を袖して誅戮を待たむや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...それから又「改造」に載った斎藤さんの「赤彦終焉記」を読んだ...
芥川龍之介 「島木赤彦氏」
...人間は必ず泣いて終焉を告げねばならぬものならば...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...数えきれないほどさまざまな終焉の場合と...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...放焉(はうえん)として闕(か)けたり...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...政黨嫌ひの政治家にして焉んぞ自ら政友會を組織することあらむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...されど予は一たび先考の旧邸をわが終焉の処にせむと思定めてよりは...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...明治十四年頃世界の終焉(おわり)が迫り来たとて...
南方熊楠 「十二支考」
...今度はもう何の望みもなく終焉(しゅうえん)の体(てい)はいちじるしかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...則必与焉...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其終焉の月日は未詳である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...世宝焉」と云つてあつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「天保十五年甲辰正月五日、同渋江六柳、小野抱経、石川二陶曁家弟柏軒、遊本庄村、恒吉、道悦二童跟随焉、用靖節斜川韻...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...亦能俊抜焉...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...土地だけでは小野小町の終焉(しゅうえん)などを信じている...
柳田國男 「地名の研究」
...焉(いづくん)ぞ活動飛舞の精神的革命を行ふを得ん...
山路愛山 「英雄論」
...焉ぞ其本に返りて...
山路愛山 「英雄論」
...忽焉(こつえん)として一道の光明が現れたのを覚えた...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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