...焉ぞ奔命に疲れざるを得むや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...その時忽焉(こつえん)として...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...まだ嫌焉(あきたら)ぬからこの章の前叙としてもう少し記する...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...焉(いずく)んぞここに到りてその中心点の傾斜せざるを得んや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼この時において焉(いずく)んぞ遅疑(ちぎ)せんや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...恰もそれはドイツ浪漫派哲学の発生から終焉までの過程に他ならぬ(ドイツ観念論をドイツ・ロマンティーク哲学と見る限り...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...亦猶是焉と言つてゐるのは確實であるが...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...與其五穀魚鹽生焉とあるに依つても...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
......
永井荷風 「江戸芸術論」
...そして柏がついに終焉の地となった...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...なるほど人焉(いずく)んぞ(かく)さんや...
夏目漱石 「草枕」
...是通動性而同焉...
西周 「靈魂一元論」
...……」老いたる父はその森が自分の終焉(しゅうえん)の場所であるのを予感し...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...吉井勇先生の市井劇「俳諧亭句楽の死」「狂芸人」「無頼漢」「小しんと焉馬」その他には焉馬の名で...
正岡容 「寄席」
...響若二十四五子唱一焉...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...遽焉嬰病」と書してあるから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...少焉(しばらく)して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...焉(いづくん)ぞ活動飛舞の精神的革命を行ふを得ん...
山路愛山 「英雄論」
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