...始テ信ゼリ焉...
秋月種樹 「南洲手抄言志録」
...それから又「改造」に載った斎藤さんの「赤彦終焉記」を読んだ...
芥川龍之介 「島木赤彦氏」
...皆(み)な君の所置振(ぶり)に慊焉(けんえん)たらざるものがあるから...
泉鏡花 「海城発電」
...誰一人事件の終焉を信じないものはなかった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...この二十二日のことは下島の「芥川龍之介氏終焉の前後」昭和二年の文藝春秋九月號に載つてゐるが...
小穴隆一 「二つの繪」
...其の伊藤侯の行動に慊焉たらざりしは亦無論たる可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...快々焉タリ欣々焉タリ...
成島柳北 「阿房山賦」
...終焉(しゅうえん)の用意となってしまったのだが...
長谷川時雨 「市川九女八」
...焉(いづくん)ぞ之を虚位と云ふ可けんや...
福沢諭吉 「帝室論」
...尊者(サン)トメ山とてその終焉の蹟現存す...
南方熊楠 「十二支考」
...明治十四年頃世界の終焉(おわり)が迫り来たとて...
南方熊楠 「十二支考」
...後にこの茶室が父の終焉(しゅうえん)の所となった...
森鴎外 「細木香以」
...焉馬あつたら又逢(あ)はう...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...焉んぞ能く名聲を後世に施して湮沒せざることを得可けんや...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...此何以稱焉...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...焉(いづく)んぞ一片の哀辞なきを得んや...
山路愛山 「北村透谷君」
...劉焉の微力に援助せんとして訪ねらる...
吉川英治 「三国志」
...太守劉焉はよろこんで...
吉川英治 「三国志」
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