...焉ぞ其心躍らざるを得むや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
......
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...焉ぞ錐揉(きりも)みの如き運動(うんどう)の熱(ねつ)を用ゆる事を知(し)らざらん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...忽焉として保安條例なるもの天來し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...亦明かに彼れの風采にも躍然たり其昂々焉として鷹揚なる處...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...更に焉れより大なるものあり何ぞや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...物の実質が忽焉として宇宙から消滅して...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...焉(いづく)んぞ敵あるを知らんや...
夏目漱石 「人生」
...終焉(しゅうえん)の土地とも変化したのである...
夏目漱石 「明暗」
...資本と大土地所有との支配に歴史的終焉(しゅうえん)を与えて...
野呂栄太郎 「十月革命と婦人の解放」
...そしてそこが終焉(しゅうえん)の地となった...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...是焉ンゾ朝廷ノ明正人民ノ懇親ニ因ラサルヲ得ンヤ...
南方熊楠 「作文三篇」
...あの最後の歌の露が消えてゆくように終焉(しゅうえん)の迫ってきたことが明らかになったので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...鍔水は師の終焉を目撃した人として石川君達(くんたつ)を指斥(しせき)し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...先づ二代目烏亭焉馬(うていえんば)の八丁堀の家の門(かど)に立つたさうである...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...焉(いづく)んぞ一片の哀辞なきを得んや...
山路愛山 「北村透谷君」
...それから貴下に対する小生の重大な責任もこの一文と共に完全に……何でもなく……アトカタもなく終焉を告げて行く事になります...
夢野久作 「少女地獄」
...われ関せず焉(えん)...
吉川英治 「宮本武蔵」
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