...焉ぞ傾倒を来さざるを得むや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...そんな事は不関焉(おかまいなし)...
泉鏡花 「婦系図」
...『ヴァレンシュタイン終焉の地として有名...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...また焉(いずく)んぞ彼が自ら好んでこれを致したるに非ざる莫(な)きを知らんや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...焉(いずく)んぞ知らん...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...更に焉れより大なるものあり何ぞや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...よくその快活の性情を終焉(しゅうえん)まで持ち続けたから...
夏目漱石 「思い出す事など」
...なるほど人焉(いずく)んぞ(かく)さんや...
夏目漱石 「草枕」
...焉(いづく)んぞ敵あるを知らんや...
夏目漱石 「人生」
...すぐ冗談にしてしまう」「燕雀(えんじゃく)焉(いずく)んぞ大鵬(たいほう)の志(こころざし)を知らんやですね」と寒月君が恐れ入ると...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...当時の青年層は大体に於て我関せず焉で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...大正十三年二月二十一日溘焉(こうえん)として長逝された...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...あの最後の歌の露が消えてゆくように終焉(しゅうえん)の迫ってきたことが明らかになったので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...其終焉の月日は未詳である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その百八十七文政十二年は蘭軒終焉の年である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後百餘年而有二晏子一焉...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...太守劉焉(りゅうえん)は...
吉川英治 「三国志」
...安徳帝の終焉地(しゅうえんち)とか...
吉川英治 「随筆 新平家」
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