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伊良子清白 「孔雀船」
...燃えこそあがらめ靈(れい)の烽火(のろし)...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...そうして浮かしてある栓の棒がだんだんに下がって行って丁度所要の文句を書いた区分線が器の口と同高になった時を見すましてもう一度烽火をあげる...
寺田寅彦 「変った話」
...(土井英一)これが慈善切手運動の烽火であつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...デボーリン反対の烽火を挙げ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...こぞって社会運動の烽火をあげていた時代であった...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...この文学革命の烽火であり...
平林初之輔 「文学方法論」
...庭先に烽火(のろし)をあげて...
牧野信一 「円卓子での話」
...私(わたし)は烽火(のろし)のやうに空(そら)へ上(あが)つて行(ゆ)く!』『然(さ)うだ!』と他(ほか)の者(もの)が云(い)ひました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...つなぎ烽火(のろし)で報らせてある...
吉川英治 「上杉謙信」
...それがしは必ず西涼の遠きより烽火(のろし)をあげて...
吉川英治 「三国志」
...その烽火電報によって...
吉川英治 「三国志」
...瞬時にその「つなぎ烽火」は荊州本城へ急を告げて...
吉川英治 「三国志」
...そしてすでに諸所の烽火台の工も完成しておりましょう...
吉川英治 「三国志」
...かならず各地で北条残党の烽火(のろし)が揚がる...
吉川英治 「私本太平記」
...反信長の烽火(のろし)を準備している...
吉川英治 「新書太閤記」
...かれの命と共に、烽火番は、そこへ駈けあがって、すでに用意の硝煙筒へ、火を点じた...
吉川英治 「新書太閤記」
...つなぎ烽火といって...
吉川英治 「新書太閤記」
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