...入道相国の烱眼は...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...直覚的烱眼を有したりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...423【1】1.彼の烱眼は何一つ見のがさぬ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...今日においてはわが邦の人民はみな生まれながら烱眼(けいがん)活溌なる貿易者となり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...彼が余り烱眼家(けいがんか)たりし罪に坐するのみ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...然(しか)れども彼は一方においては事物の真相を察する烱眼(けいがん)あるに係(かかわ)らず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...欧洲の活局を洞観するの烱眼(けいがん)に到りては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼の烱眼は夙(つと)に近代資本主義的生産方法の帰趨を洞察していたのであり...
戸坂潤 「辞典」
...彼がマルクス主義=唯物史観に接近したのは単に一人の烱眼な歴史哲学者の同情心からに過ぎなかった...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...けれども注意と烱眼(けいがん)とをもって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...烱眼(けいがん)よく人世必要の機微をとらえ...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...而も彼の烱眼(けいがん)は早くより平八郎の豪傑なるを看取せり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...おそるべき烱眼(けいがん)の持主であると...
吉川英治 「上杉謙信」
...いかに謙信の烱眼(けいがん)でもまだ分明していないわけである...
吉川英治 「上杉謙信」
...それとて日本左衛門の烱眼(けいがん)にさえ...
吉川英治 「江戸三国志」
...「おそろしい烱眼(けいがん)だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...烱眼(けいがん)...
吉川英治 「親鸞」
...公卿堂上中(くげどうじょうちゅう)のさる方々とも」「何のために?」「ご烱眼(けいがん)も届きませぬか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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