...いつしか私(わたくし)のことを世(よ)にも類(たぐい)なき烈婦(れっぷ)……気性(きしょう)も武芸(ぶげい)も人並(ひとなみ)すぐれた女丈夫(じょじょうぶ)ででもあるように囃(はや)し立(た)てたらしいのでございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...私は久しぶりに「烈婦」という文字を...
高田保 「烈婦」
...孝子烈婦は長へに孝子烈婦たり...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...孝子烈婦の遺したる幾多の美談は...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...たとえ政岡という烈婦が実在していたとしても...
太宰治 「惜別」
...この烈婦の心にそむいて結婚することはできない...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...女にも烈婦があった...
寺田寅彦 「春寒」
...彼曰く「節母烈婦あり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...降る亜米利加に肌を濡らさじと言つて自害した烈婦の出ない事を...
永井壮吉 「冬日の窓」
...彼女について最もはやく書かれたものと思われる林長孺(ちょうじゅ)の紀文では「烈婦蓮月」となっていて...
服部之総 「蓮月焼」
...烈婦べつに小店を開き...
服部之総 「蓮月焼」
...夫を養い後家をとおした烈婦だというにある...
服部之総 「蓮月焼」
...民間には義士烈婦ありて...
福田英子 「妾の半生涯」
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