...畳の灯心を入れ替えた...
...灯心が切れたので電気をつけた...
...灯心が落ちて火事にならないように注意してください...
...灯心を消すときは風防を閉めてください...
...灯心の明かりで読書するのが好きだ...
...最後には水の含量が多くなって匙に入れてローソクの上に置いても火のついた灯心に近づけても燃え出さないようになる(160ページ参照)...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...秋は灯心が細る...
夏目漱石 「虞美人草」
...灯心は新らしい...
夏目漱石 「虞美人草」
...白い灯心(とうしん)入りの帽子を被(かぶ)って...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...または硫黄または油に漬けた灯心...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...一本灯心のほのぐらい燭台の下に...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...すっかり灯心を引いて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...枕許には、水差しと湯呑、それに、有明の行灯(あんどん)が一つ、一本灯心で、薄暗く点(つ)いているといった寸法でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...外は漆(うるし)のような宵闇、小さい裸灯心は、壁の上から、わずかに手許を照すだけ、時々、徳三郎が灰吹(はいふき)を叩く音だけが、妙に秋らしく冴えて聞えます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...灯心のように弱い赤い紐なんかを巻いておくのも細工が過ぎて本当らしくありません」「なるほど...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...九十九本引いた後が大変で」「なるほどね」「百本目の灯心を引いて真っ暗にすると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二本灯心の薄明りで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...わざと灯心を小さくした行灯(あんどん)の灯を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二男の国吉は灯心売りになり...
久生十蘭 「無月物語」
...勤勉という題下に三井某の灯心行商がこまごまと書きこまれてあり...
本庄陸男 「白い壁」
...灯心を掻き立てて声をかけた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...別室にはお約束の灯心十余筋をいれた灯明皿を置いて型通りの道具立て...
山本笑月 「明治世相百話」
...もちろん電気はなし灯心の明りで写し...
山本笑月 「明治世相百話」
便利!手書き漢字入力検索