...火酒(ウオツカ)と鯡(にしん)の尻尾(しつぽ)です...
芥川龍之介 「山鴫」
...葉子は目もくらむ火酒をあおりつけるようにそのしいたげを喜んで迎えた...
有島武郎 「或る女」
...火酒(ウォッカ)だ!)酒びんの中から...
海野十三 「太平洋魔城」
...アイスランド火酒の味が忘れられないで...
海野十三 「地球発狂事件」
...火酒の壜を差出した...
海野十三 「地球発狂事件」
...○生活箴二章△金銭を大切にすべし△酒食を慎むべし○飲酒戒三則△火酒を飲むべからず△微酔にて止めること△現金で飲むべし十二月十八日曇――晴...
種田山頭火 「其中日記」
...その他の火酒は口にすべからず...
種田山頭火 「其中日記」
...めつきり冷却した(もと/\火酒は好きでなかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...彼等は火酒の盃に酔って...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ストックホルムでは最もよく火酒(ウォッカ)を飲み...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...吹雪、シベリヤ、監獄、火酒、ネフリユウドフだが何も知らない貧しい少女だつた私は洋々たる望を抱いて野菜箱の玉葱のやうにくりくり大きくそだつて行つた...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...火酒(ウォツカ)が呑めなくなつてもと言つた方がよからうよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...大部分の士官が竜騎兵にも負けず凍火酒(ウィモロズキ)をあふり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ただ午餐(ひるめし)と晩餐(ばんめし)の前に火酒(ウォツカ)を一杯やるだけで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...トゥロフィーモフ当時の火酒醸造所の名前...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...火酒(ウォツカ)はとても厭だ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...火酒(ウォッカ)...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...それも火酒を頓服するような都人式の急行納涼ならば...
柳田国男 「雪国の春」
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