...火蛇(ひへび)のやうなこの花の魂は黒い涙となつて鈍染(にじ)んでゐる...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...火蛇(ひへび)の精の嘲笑(せゝらわらひ)が聞えるばかり...
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「錬金道士」
...一匹の小さな火蛇(かじゃ)のように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...バンクロフトの『ギヤナ博物論』二〇八頁にいう火蛇(ファイア・スネーク)は...
南方熊楠 「十二支考」
...火蛇(かだ)の如き焔の陣は...
吉川英治 「三国志」
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