...この地域は商業の「火薬庫」として栄えた...
...彼女の心の中は感情の「火薬庫」のようだ...
...不注意で誤った操作をすると、この機械は「火薬庫」になる...
...そのパーティーは彼女の出現で「火薬庫」になった...
...時々、会社の会議は「火薬庫」になることがある...
...壊(こわ)れた火薬庫のあとをうろついている...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...火薬庫の大爆発をひきおこし...
海野十三 「太平洋魔城」
...ターネフ邸の花園の下にあったBB火薬庫に火が入ったとしか考えられません...
海野十三 「爆薬の花籠」
...大火薬庫の中へ入れこみました...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...そこらにある火薬庫を灰色の絵具で塗り立てて...
薄田泣菫 「茶話」
...同じ衛兵でも衛門や火薬庫を守っている者には全然聞えなかった...
田中貢太郎 「戦死者の凱旋」
...おまえが、わしの胸を射貫(いぬ)いても、この船には長く居られまいぞ」「え! 何故だ」「船底の、火薬庫が、あと三分で、爆発するだろ」「えッ!」「わしは、たった今、火薬庫に、導火線を投入れ、その先に火を点(つ)けて来たのさ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...冷凍船虎丸(タイガーまる)の火薬庫は爆発しそうにもなく...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...一昨日火薬が爆発(ばくはつ)して二十余名を殺傷(さっしょう)した目黒の火薬庫の煙だ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...時ならぬ落葉を踏み踏み火薬庫の裏手を行人坂(ぎょうにんざか)の方へと歩いた...
永井荷風 「写況雑記」
...この通を行尽すと音羽(おとわ)へ曲ろうとする角に大塚火薬庫のある高い崖が聳え...
永井荷風 「日和下駄」
...火薬庫の番人になるわけなのね」秋川がサト子のそばへ来た...
久生十蘭 「あなたも私も」
...「火薬庫の番人だから...
久生十蘭 「あなたも私も」
...火薬庫に二十糎砲弾が命中して...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...つづいて陸軍火薬庫を爆撃しようとしたが...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...そのほか大勢で火薬庫を襲撃した事件も在ると申しますがドンナものでしょうか...
夢野久作 「爆弾太平記」
...銅羅(どうら)湾の火薬庫の挙壁を眺めながら石塘嘴(せきとうほう)の万国館に入るのであった...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
...南の方のは目黒の火薬庫の爆発の煙であり...
和辻哲郎 「地異印象記」
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