...あやかるように拝んで来な...
泉鏡花 「歌行燈」
...花の児には父君にあやかるようにと...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...そして栃木の出世にあやかるやうにと言つて...
薄田泣菫 「茶話」
...厩戸の皇子さまにあやかる資格も何もない御自身の不徳をはつきり知つたとでもいふやうなお気持から...
太宰治 「右大臣実朝」
...それにあやかるためであります...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...国民精神と名のつくものにあやかるのが善で...
戸坂潤 「思想動員論」
...秀才にあやかるために...
戸坂潤 「社会時評」
...神の住居は神の永生にあやかるものらしい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あやかるんだぞ」と...
直木三十五 「南国太平記」
...それにあやかるというのも不遜な話であるが...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...クリスチャンでも回教徒でもない私は恵みの分け前にあやかる特権を辞退した...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...あやかる事も出来ないと思つてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...色男にあやかるようにこの面をよく拝んでおけ」芳太郎は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...長寿にあやかるということはありますが...
久生十蘭 「西林図」
...あやかる人は選ばねばなりませんね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...緑の常磐にあやかるなどというのも...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...娘にあやかるようにと思って付けた...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...あやかるで」「生命(いのち)の方もじゃが...
夢野久作 「斜坑」
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