...手甲(てっこう)がけの火事装束(かじしょうぞく)で...
永井荷風 「狐」
...火事の起らない先に火事装束(しょうぞく)をつけて窮屈な思いをしながら...
夏目漱石 「私の個人主義」
...火事装束をして、黒いマスクをかけている...
火野葦平 「花と龍」
...「誰じゃ?」火事装束の消防手である...
火野葦平 「花と龍」
...そして火事装束(くわじしやうぞく)...
森鴎外 「大塩平八郎」
...火事装束(しょうぞく)を着けて馬に騎(の)り...
森鴎外 「渋江抽斎」
...風の強い晩には火事装束を枕元に揃えて寝る...
山本笑月 「明治世相百話」
...火事装束の註文とか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...火事装束の人影が見えるのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...火事装束(かじしょうぞく)だぞ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...彼の側へ火事装束を置いた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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