...この寒さに火の気なしはたまらないわね...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...これとても火の気がないというだけで...
大杉栄 「獄中消息」
...が、そんな火の気は、王党の機関紙『ラクション・フランセエズ』を先登とする三、四の新聞でぶすぶすとえぶっているくらいのもので、どこにも見えない...
大杉栄 「日本脱出記」
...だが三階のどこにも火の気のありそうなところは見えない...
中里介山 「大菩薩峠」
...火の気が無ければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...火の気なしのコンクリートの建物では...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...火の気のない凍るような夜ふけ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...火の気のない二階で一人ふるえながら...
原民喜 「遥かな旅」
...これを見てくれないか」火の気のない暖炉から...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...僕は火の気のない炉端に...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...パリの屋根裏部屋で火の気もなしに勉強していた女学生の熱誠が...
宮本百合子 「キュリー夫人」
...蹴ちらされた営内の火の気が野火(のび)となったものか...
吉川英治 「上杉謙信」
...火の気のある所はないかしら」「こんな所に寝るから悪いや...
吉川英治 「江戸三国志」
...火の気といっては...
吉川英治 「新書太閤記」
...炉(ろ)に火の気もあらず...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ここには元より乏しい火の気と渋茶の土瓶(どびん)しか懸かっていない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...火の気も明りもあって賑やかそうだが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...火の気も酒の気もさめてくるし――伝七郎の焦々(いらいら)している態(さま)が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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