...事務長のいるのに気づいた瞬間からまた聞こえ出した波濤(はとう)の音は...
有島武郎 「或る女」
...それは私が度々紀淡海峽で非常に荒れた日に見た怒濤よりもはるかに大きな波が荒れ狂ひ...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...濱が一面の怒濤に覆はれて濱深く立つた家の土臺の石垣を洗ふのです...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...時間経済法10・14(夕)故人長田秋濤(をさだしうとう)が風流才子であり...
薄田泣菫 「茶話」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...これよりして太平洋はもちろん大西洋の両岸に対立する各都府の港湾よりあるいは地中海沿岸の市邑(しゆう)よりジブラルタルの海峡をもって大西太平の二大洋を通じて天水一髪雲濤渺茫(うんとうびょうぼう)の大道をば千百の蒸気船相来たり相去りたちまちジブラルタルの海峡よりわが港湾に至るまで一線の船橋を架するに至らん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...怒りたける相模灘(さがみなだ)の濤声(とうせい)...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...遥かの濤声(とうせい)に耳をすましていると...
中島敦 「光と風と夢」
...巨濤が人間を攫い...
原民喜 「火の唇」
...小間使が松濤の石黒さまからといって...
久生十蘭 「予言」
...先づ渋谷松濤の公園で二カット...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一月一日 大風雪P6(一〇・三〇)―P7=松濤キジ(一一・三〇)―北鎌コル(一二・三〇)―雪洞掘り終る―(一四・三〇)クラストの上に新雪一尺程つもり...
松濤明 「槍ガ岳」
...越海濤涵鵬翼天...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...怒濤の上には現はれない女性の力の潜んでゐたことは疑ひないが...
吉川英治 「折々の記」
...もう怒濤(どとう)のように突貫の行き足がついているので...
吉川英治 「三国志」
...怒濤の中を続々と連なって来る船の帆が望まれる...
吉川英治 「三国志」
...声の怒濤を作って...
吉川英治 「新書太閤記」
...渋谷の松濤(しょうとう)園が住宅地となる頃まで...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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