...解けば濡れますが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...はからずして手も濡(ぬら)さず二三頭(とう)のさけをうる事あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...水際(みづぎは)立ちし額(ひたひ)より丈(たけ)にも餘らん濡羽(ぬれは)の黒髮(くろかみ)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...雨に濡れた軌道の小石の上に大きく振廻すのであつた...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...やがて濡れた顔をあげると...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...「なんだ! なんだ! ただせえ陰気くせえ陰気くせえと言ってるのに二人して蒼い顔をして! こうヤケに降りやがっては堪(たま)ったもんじゃねえ」と全身ビショ濡れになりながら親父ははいって来ましたが...
橘外男 「蒲団」
...袂(たもと)も裾(すそ)もしたゝか露に濡れて...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...降りだした、濡れて戸畑へ、そして若松へ...
種田山頭火 「其中日記」
...濡れた外套を着た酒井が頸元(えりもと)の寒そうな風をして入つて來る事もあつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...彼女はくしゃくしゃの手巾(ハンケチ)を濡(ぬ)れた目から放して何か言おうとしたが...
徳田秋声 「仮装人物」
...そこで極めて温和(おとな)しく、いったん抜いた刀をも鞘(さや)へ納めて、「ズブ濡れだ、いやはや」主膳としてはあまりに人のよい態度で、土蔵の前へよろよろと歩いて行き、土蔵の戸前から中を覗き込んで、「机氏、机氏」と二声ばかり呼びました...
中里介山 「大菩薩峠」
...濡れた岩塊の、青草の中にどっぷりと、紫をにじませているのが美しい...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...宗之助は身體の濡(ぬ)れを拭いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ゆき子を濡れた外套ごと抱きかゝへて降ろしてやると...
林芙美子 「浮雲」
...玉虫色の光に濡れて見えくる大歓喜の景色はすべて...
正岡容 「圓朝花火」
...花の香(か)の濡(ぬ)れて呼吸(いき)つく方(かた)へ去り...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...濡須(じゅしゅ)の流域をさかいとして...
吉川英治 「三国志」
...眼底を濡らすを見るや...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
- サッカー選手の三浦知良さん: 58歳でJリーグ公式戦最年長出場記録を更新した元日本代表FW ⚽
- フィギュアスケート選手の鍵山優真さん: フィギュア団体男子SPで自己ベストに迫る演技で首位獲得 ⛸️
- 野球選手の浅野翔吾さん: 春季キャンプで右ふくらはぎの肉離れにより故障班に合流。😞
