例文・使い方一覧でみる「濡」の意味


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...女房はれた手をふらりとさして...   女房は濡れた手をふらりとさしての読み方
泉鏡花 「海異記」

...紋三はれたハンカチを片手にボンヤリとその美しい姿を眺めた...   紋三は濡れたハンカチを片手にボンヤリとその美しい姿を眺めたの読み方
江戸川乱歩 「一寸法師」

...泣きれぬ日もなかりしを...   泣き濡れぬ日もなかりしをの読み方
薄田泣菫 「泣菫詩抄」

...笠を被った田舎娘の白い顔や雨にれた茶の芽を貫目にかけて筵にあける男の顔や...   笠を被った田舎娘の白い顔や雨に濡れた茶の芽を貫目にかけて筵にあける男の顔やの読み方
田山花袋 「新茶のかおり」

...広き庭に茂りし橡(とち)と年ふりし槲の木立露にれつゝしめやかに其葉をゆする...   広き庭に茂りし橡と年ふりし槲の木立露に濡れつゝしめやかに其葉をゆするの読み方
永井壮吉 「偏奇館吟草」

...別にれないように冷しておいた硝子(ガラス)板に結晶を受けて...   別に濡れないように冷しておいた硝子板に結晶を受けての読み方
中谷宇吉郎 「雪の話」

...股(また)まで(ぬ)らしてついて行った...   股まで濡らしてついて行ったの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...小六は庖丁の背に布巾(ぬれぶきん)をあてがって...   小六は庖丁の背に濡布巾をあてがっての読み方
夏目漱石 「門」

...この生垣のれているのは...   この生垣の濡れているのはの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...涙にれて、少し腫つぽくはなつてをりますが、若々しい眼鼻立に、火のやうな純情が燃えて、日頃のお美乃には、見ることのできなかつた美しさが人をうちます...   涙に濡れて、少し腫つぽくはなつてをりますが、若々しい眼鼻立に、火のやうな純情が燃えて、日頃のお美乃には、見ることのできなかつた美しさが人をうちますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...全く文字通りのれ鼠です...   全く文字通りの濡れ鼠ですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...お栄は平次の足の甲にそのれた頬を摺り寄せて...   お栄は平次の足の甲にその濡れた頬を摺り寄せての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...春雨にれた着物は...   春雨に濡れた着物はの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...一ツ二ツ三ツ四ツ玉蜀黍の粒々は二十五の女の侘しくも物ほしげなる片言なり蒼い海風も黄いろなる黍畑の風も黒い土の吐息も二十五の女心をらすかな...   一ツ二ツ三ツ四ツ玉蜀黍の粒々は二十五の女の侘しくも物ほしげなる片言なり蒼い海風も黄いろなる黍畑の風も黒い土の吐息も二十五の女心を濡らすかなの読み方
林芙美子 「蒼馬を見たり」

...まだ露でしっとりとれているころ...   まだ露でしっとりと濡れているころの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...額はあぶら汗でれた...   額はあぶら汗で濡れたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...雨にさえれてきた連戦の兵が...   雨にさえ濡れてきた連戦の兵がの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...山のうへの榛名の湖(うみ)の水ぎはに女ものあらふ雨にれつつ常陸霞が浦にて...   山のうへの榛名の湖の水ぎはに女ものあらふ雨に濡れつつ常陸霞が浦にての読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

「濡」の読みかた

「濡」の書き方・書き順

いろんなフォントで「濡」

「濡」の英語の意味

「濡なんとか」といえば?  


ランダム例文:
若人   命をとる   御伴  

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