例文・使い方一覧でみる「濛」の意味


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...々(もうもう)と立ち罩(こ)めた煙草(たばこ)の烟(けむり)と...   濛々と立ち罩めた煙草の烟との読み方
有島武郎 「星座」

...水(すいもう)が深いのか...   水濛が深いのかの読み方
泉鏡花 「遺稿」

...このような爆音、このような震動、そして気だ...   このような爆音、このような震動、そして濛気だの読み方
海野十三 「宇宙戦隊」

...美しい靄(もや)か何ぞのような雰囲気(ふんいき)のなかに...   美しい濛靄か何ぞのような雰囲気のなかにの読み方
徳田秋声 「爛」

...人間の息吹きが凝って一つの気となり...   人間の息吹きが凝って一つの濛気となりの読み方
豊島与志雄 「都会の幽気」

...直の区別さえ分らなくて昏々々(こんこんもうもう)としてアミーバのような生活を送ります...   直の区別さえ分らなくて昏々濛々としてアミーバのような生活を送りますの読み方
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」

...その作用が暗憺溟(あんたんめいもう)の極に達しているから...   その作用が暗憺溟濛の極に達しているからの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...護摩(ごま)の烟(けむり)は々(もう/\)と壇をこめて...   護摩の烟は濛々と壇をこめての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...々(もうもう)と煙が立騰(たちのぼ)るばかりで...   濛々と煙が立騰るばかりでの読み方
原民喜 「鎮魂歌」

...軽便鉄道が今や々たる煙りを吐いて出発する一巻や...   軽便鉄道が今や濛々たる煙りを吐いて出発する一巻やの読み方
牧野信一 「熱海線私語」

......   の読み方
槇村浩 「英雄ナポレオン」

...白模糊接碧朧...   白模糊接碧濛朧の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...々(もうもう)たる煙の中にヤッコラサと座り直した...   濛々たる煙の中にヤッコラサと座り直したの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...霧が々(もうもう)として襲って来る...   霧が濛々として襲って来るの読み方
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」

...――々(もうもう)とこめる戦雲と朝霧に明けて...   ――濛々とこめる戦雲と朝霧に明けての読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...々(もうもう)と瘴烟(しょうえん)が起り...   濛々と瘴烟が起りの読み方
吉川英治 「三国志」

...々(もうもう)たる薄煙(うすけむり)が...   濛々たる薄煙がの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...同時に々(もうもう)と硝煙がふき出した...   同時に濛々と硝煙がふき出したの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「濛」の読みかた

「濛」の書き方・書き順

いろんなフォントで「濛」


ランダム例文:
小夜曲   架上   歩廊  

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