例文・使い方一覧でみる「濃艶」の意味


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...濃艶淡彩とり/″\に見えるけれど...   濃艶淡彩とり/″\に見えるけれどの読み方
泉鏡花 「お花見雜感」

...『色懺悔』というような濃艶な元禄情味を滴(した)たらした書名が第一に人気に投じて...   『色懺悔』というような濃艶な元禄情味を滴たらした書名が第一に人気に投じての読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...濃艶(のうえん)な花弁を豁然(かつぜん)と開いている牡丹の花の趣は夏季の感じとこうおのずから区分されるのでありまして...   濃艶な花弁を豁然と開いている牡丹の花の趣は夏季の感じとこうおのずから区分されるのでありましての読み方
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」

...春風の濃艶(のうえん)で赤や青やくさぐさの色を連想するのと反対に...   春風の濃艶で赤や青やくさぐさの色を連想するのと反対にの読み方
高浜虚子 「俳句の作りよう」

...優しくて濃艶(のうえん)な姉もいいけれど……もちろん堪(たま)らなく魅惑的ですけれど...   優しくて濃艶な姉もいいけれど……もちろん堪らなく魅惑的ですけれどの読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...女はすこし離れている間に濃艶な女になっていて...   女はすこし離れている間に濃艶な女になっていての読み方
田中貢太郎 「荷花公主」

...白娘子が濃艶(のうえん)な顔をして出て来た...   白娘子が濃艶な顔をして出て来たの読み方
田中貢太郎 「蛇性の婬」

...女の濃艶(のうえん)な長目(ながめ)な顔が浮きあがったようになっていた...   女の濃艶な長目な顔が浮きあがったようになっていたの読み方
田中貢太郎 「港の妖婦」

...しかし北の海の荒い陰鬱(いんうつ)さの美しい自然の霊を享(う)けて来た彼女の濃艶(のうえん)な肉体を流れているものは...   しかし北の海の荒い陰鬱さの美しい自然の霊を享けて来た彼女の濃艶な肉体を流れているものはの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...その可憐な中には迷わしいような濃艶(のうえん)な色香が萌え立っていました...   その可憐な中には迷わしいような濃艶な色香が萌え立っていましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...濃艶怪奇を極めた紅閨(こうけい)を見せてもらつたものです...   濃艶怪奇を極めた紅閨を見せてもらつたものですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...見慣れた顔ながらときにひどく濃艶であったり...   見慣れた顔ながらときにひどく濃艶であったりの読み方
原民喜 「忘れがたみ」

...続いて亜米利加(アメリカ)の百万長者ビュフォン夫人の「金の胡蝶」、聖林(ハリウッド)の大女優リカルド・コルテスの「ゴンドラ」、ドイネの名家ド・リュール夫人の「路易(ルイ)十五世時代の花籠」、……清楚なるもの、濃艶なるもの、紫花紅草、朱唇緑眉、いずれが花かと見紛(まご)うまでに、百花繚乱と咲き誇る...   続いて亜米利加の百万長者ビュフォン夫人の「金の胡蝶」、聖林の大女優リカルド・コルテスの「ゴンドラ」、ドイネの名家ド・リュール夫人の「路易十五世時代の花籠」、……清楚なるもの、濃艶なるもの、紫花紅草、朱唇緑眉、いずれが花かと見紛うまでに、百花繚乱と咲き誇るの読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...王と皇后との恋が如何に濃艶であるかといふ事実も勿論当然の結果として...   王と皇后との恋が如何に濃艶であるかといふ事実も勿論当然の結果としての読み方
牧野信一 「闘戦勝仏」

...その濃艶なる画にその拙劣なる句の賛(さん)あるに至つては金殿に反古(ほご)張りの障子を見るが如く釣り合はぬ事甚だし...   その濃艶なる画にその拙劣なる句の賛あるに至つては金殿に反古張りの障子を見るが如く釣り合はぬ事甚だしの読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...ときに甚(はなは)だ濃艶(のうえん)を呈するようになった...   ときに甚だ濃艶を呈するようになったの読み方
山本周五郎 「百足ちがい」

...濃艶な契情の記憶もあざやかだ...   濃艶な契情の記憶もあざやかだの読み方
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」

...桜吹雪(さくらふぶき)のような濃艶(のうえん)さはないが...   桜吹雪のような濃艶さはないがの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「濃艶」の読みかた

「濃艶」の書き方・書き順

いろんなフォントで「濃艶」


ランダム例文:
隠坊   めんつ   三節  

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