...義竜自ら濃州(のうしゅう)の守護となつて...
田中貢太郎 「赤い土の壺」
...濃州尾州はさっそくお手にはいります...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...すなわち「濃州(のうしゅう)では四月から七月までで...
寺田寅彦 「怪異考」
...黒田湖山濃州養老に在り...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...濃州郡上の郷(さと)八幡城(やわたじょう)三万八千八百石の城主...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...生国の濃州恋しさに此山中に舞い戻り...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...濃州の野を血に染めても...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...濃州の遠藤家の血を承(う)けた一人で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...濃州の所領とともに文明十八年幕府に訴うるところがあったけれど...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...ただし濃州まで出張したのではなく...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...足下に連なる山また山南濃州に向て走る...
正岡子規 「くだもの」
...文明六年九月濃州の石丸丹波守...
南方熊楠 「十二支考」
...信雄卿(のぶおきょう)尾州(びしゅう)一円信孝卿(のぶたかきょう)濃州(のうしゅう)の...
吉川英治 「新書太閤記」
...濃州伊自良(いじら)に生れ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...濃州八幡(のうしゅうやわた)の金森家……」と言いかけた時...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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