...神を同じうせる者の相集って組織せる宗教団体であります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...硯友社は未だ高等学校内の少年の団体であって世間に顔出ししてなかった...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...とうていわれわれの小さい弱い団体では達し得られるものでない...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...彼らの生存競争の単位は団体であるが...
丘浅次郎 「進化論と衛生」
...蛙の合戦と称するものはかかる団体である...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...漱石氏を中心にして起った俳句の団体であって...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...実は一種の革命団体である...
高見順 「いやな感じ」
...その集団を単なる無機的物質の団体であると見なしても...
寺田寅彦 「物質群として見た動物群」
...いわゆるファッショ団体である諸愛国団体は...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...それは大きな団体であって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この流しにごろごろしているものは文明の人間に必要な服装を脱ぎ棄てる化物の団体であるから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ボイド・ニールは世間的に華々(はなばな)しい人気を持った団体ではないが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...夜の部も団体で入りよし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...これは清河八郎が画策して出来た浪人団体でありまして...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...同胞愛の力によって結合せられた相互補助の団体である...
柳宗悦 「工藝の道」
...団体であるから、それを可能ならしめる秩序が固く保持せられた...
柳宗悦 「工藝の道」
...社会意識にめざめた有名夫人たちが団体で...
山本周五郎 「季節のない街」
...といったような不逞の団体であったらしい...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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