...このような種類になると生存競争の単位は団体であって...
丘浅次郎 「進化論と衛生」
...生存競争の単位が団体であるということをつねに忘れぬようにして理屈を考えなければならぬ...
丘浅次郎 「進化論と衛生」
...蛙の合戦と称するものはかかる団体である...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...あの田舎の中学生女学生の団体で東京見物の旅行の姿などに...
太宰治 「如是我聞」
...しかも規則正しい細胞の有機的な団体である...
寺田寅彦 「病室の花」
...中世の封建的教会大学に対抗して発生したブルジョアジーのイデオロギー的社交団体であったのであり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一個の民衆的学術団体である...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...老西郷の人物を崇拝する連中の団体であつた...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...世間も亦自由党といへば粗暴なる壮士の団体であると認めたものも多かつたから...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...祖国振興隊というのは今日向一円に幾つも結成されている勤労奉仕の団体で...
中村地平 「宮崎の町」
...この流しにごろごろしているものは文明の人間に必要な服装を脱ぎ棄てる化物の団体であるから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...元より一時的の団体でフレンドシップやコンパニオンシップではない...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...公共団体で保育をうけるほかはなかったので...
久生十蘭 「虹の橋」
...彼がその団体で献身的に働いていた出版部の活動が非常な困難に陥った...
「小祝の一家」
...既成の文化団体でも盛んに同じ課題をとりあげつつあります...
三好十郎 「恐怖の季節」
...(一)国家は強制的な団体で...
矢部貞治 「政治学入門」
...斯界唯一の茶道の団体であるが...
山本笑月 「明治世相百話」
...個々の町も勿論一つの団体であるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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