...彼女の演技に対して、監督は激賞した...
...思いがけない成果に対して、上司から激賞を受けた...
...彼の美術作品を見て、来場者から激賞された...
...スポーツ選手の大記録に対して、世界中から激賞が寄せられた...
...その小説は批評家から激賞されたが、一部の読者からは評価が分かれた...
...激賞してゐるのも不思議ではない...
芥川龍之介 「芸術その他」
...非常に喝采して『読売』で激賞した...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...最も多く殺した猿ほど偉勲赫赫(かくかく)などと激賞せられるが...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...母はこの句を優しい句だといって激賞したように覚えています...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...それが激賞されるほどの善行であったとは全く思いもかけない事であった...
太宰治 「鉄面皮」
...『藤代さんのドイツ語のアビリチイはすばらしいものだね』と同君が激賞したことをおぼえてゐる...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...眞に百世稀に出づる天才の面影は此作に最もよく現はれてをる』と激賞した...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...口を極めて英気の勃々たるを激賞したりと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...「ロッパ若し」激賞...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...このエハガキに「鯉」に与へる激賞の文句を書いたのである...
牧野信一 「エハガキの激賞文」
...牧野博士のことを「百年に一度出るか出ないかの大学者」とまで折り紙をつけて激賞されたんだ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...それは名聞(みょうもん)」あなたのようなお方は「実に尊い神様のようなお方だ」と激賞したのち...
正岡容 「我が圓朝研究」
...それがいかにも貧家の景情をよく出しているといって激賞されたという芸談や...
正岡容 「わが寄席青春録」
...「映画時代」編集長たりし古川緑波君を激賞せしめたが...
正岡容 「わが寄席青春録」
...一七 蝶々さんの愛情をうたう名人ポンチが私を激賞スペインのサンセバスチャンは当時のスペインの王様の生れた故郷なのでございます...
三浦環 「お蝶夫人」
...伊万里と云えば「柿右衛門(かきえもん)」とか「色鍋島」とかを激賞するにきまっているのは見方の堕落による...
柳宗悦 「工藝の道」
...あの高士があれほどに激賞するからには...
吉川英治 「三国志」
...甫庵太閤記(ほあんたいこうき)の筆者小瀬甫庵(おぜほあん)は、あらゆる辞で、かれの紀州平定の迅速と、その時機を得たことと、処置の見事さを、激賞している...
吉川英治 「新書太閤記」
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