...彼女の演技に対して、監督は激賞した...
...思いがけない成果に対して、上司から激賞を受けた...
...彼の美術作品を見て、来場者から激賞された...
...スポーツ選手の大記録に対して、世界中から激賞が寄せられた...
...その小説は批評家から激賞されたが、一部の読者からは評価が分かれた...
...どんなに激賞(げきしょう)しても...
海野十三 「沈没男」
...又二句許り非常にいゝ句だといつて李堂に激賞された...
高濱虚子 「俳諧師」
...書きさえすればあちらでもこちらでも激賞されて...
近松秋江 「うつり香」
...また他の評家はこれをこの作家の最も完璧な傑作と激賞し...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...口を極めて英氣の勃々たるを激賞したりと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...よくそんなに一どきに飲み込めたものだ」と主人が敬服すると「御見事です事ねえ」と細君も迷亭の手際(てぎわ)を激賞した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あれでなくては商買(しょうばい)は出来ないよ」と大(おおい)に爺さんを激賞した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...このエハガキに「鯉」に与へる激賞の文句を書いたのである...
牧野信一 「エハガキの激賞文」
...――「業」と「人間」とが同時に出来上つてゐるうへで」と久保田万太郎氏も嘗て「断章」の中で激賞してゐられる...
正岡容 「大正東京錦絵」
...「御難をして熱海の贔屓を頼つていく一節など如何にも実感があつて志ん生の自叙伝を聴く思ひがあつた」と当時安藤鶴夫君から東京新聞紙上で激賞され...
正岡容 「落語家温泉録」
...「映画時代」編集長たりし古川緑波君を激賞せしめたが...
正岡容 「わが寄席青春録」
...一七 蝶々さんの愛情をうたう名人ポンチが私を激賞スペインのサンセバスチャンは当時のスペインの王様の生れた故郷なのでございます...
三浦環 「お蝶夫人」
...激賞する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...とてもそんなところに着眼は出来まいとまで激賞した...
夢野久作 「暗黒公使」
...翌朝(てう)の新聞は何(ど)れも決闘場(ぢやう)の写真を挿(はさ)んで種種(いろ/\)と激賞の辞(ことば)を並べて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...僕等は故荻原守衛(もりゑ)君に対する翁の激賞を聞いて僕等日本人全体の光栄の如く感じた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...あの高士があれほどに激賞するからには...
吉川英治 「三国志」
...激賞したと伝えられている...
吉川英治 「三国志」
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