...青黄ろく澄み渡った夕空の地平近い所に...
有島武郎 「卑怯者」
...あの澄みわたったうつくしい紺碧の空を仰ぐことはできなかった...
海野十三 「第五氷河期」
...澄みてかぎりなし...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...仄白い――而も澄み切った朝明りとなった...
豊島与志雄 「月明」
...初秋の日の光が澄みきっていた...
豊島与志雄 「二等車に乗る男」
...これは肉づきのよい面にポッと紅(べに)を潮(さ)して、澄み渡った眼に、竜之助の白く光る眼を真向(まっこう)に見合せて、これも甲源一刀流名(な)うての人、相立って両人の間にさほどの相違が認められません...
中里介山 「大菩薩峠」
...先生の額の靜脈に注入してくる血液の流れを聞き分けられさうに澄みきつてゐた...
南部修太郎 「猫又先生」
...澄み切った気持ちでスーッとステージに出ました...
三浦環 「お蝶夫人」
...澄み切った大気の中に...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...空は青く澄みあがって...
山本周五郎 「山彦乙女」
...秋の如く澄みわたつた濃青の空一面に星を満たし...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...望みどほりな靜に澄みきれることは...
吉川英治 「折々の記」
...高く澄みきっている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...キンと澄み切った...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...彼は声を嗄(か)らし、へとへとになり、もう暗くなってきた中庭に、たった独り残っている――が、相手は、今もまだ太陽の最後の炎を浴びて輝きわたり、澄みきった声で、平和なゆうべのアンジェリュスをうたっている...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...うす日さす梅雨の晴間に鳴く蟲の澄みぬる聲は庭に起れり雨雲のひくくわたりて庭さきの草むら青み夏むしの鳴くなどを覺えてゐるのみである...
若山牧水 「樹木とその葉」
...朝、最も早く啼くのが郭公(かつこう)である、くわつくわう/\と啼く、鋭くして澄み、而もその間に何とも言ひ難い寂(さび)を持つたこの聲が山から溪の冷たい肌を刺す樣にして響き渡るのは大抵午前の四時前後である...
若山牧水 「山寺」
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