...仰げば目も眩む程無際限に澄み切つて...
石川啄木 「赤痢」
...掬(むす)ばば凝(こ)つて掌上(てのひら)に晶(たま)ともなるべき程澄みに澄んだ秋の水が...
石川啄木 「葬列」
...晴れたる水に李(すもも)の色蒼(あお)く澄みて...
泉鏡花 「一景話題」
...澄み切った鏡の中へ姿を写しながら乱れた髪をときつけて消え去って行った恐ろしいものの姿が...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...澄みきった桔梗色の美しさ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...澄みきつて凛とした秋だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...澄みきった碧空(あおぞら)と融(と)け合っていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...空が高く澄み切って...
豊島与志雄 「秋の幻」
...何という青い澄みきった深さだろう...
豊島与志雄 「楠の話」
...澄み切った静かな夜だった...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...澄み切った秋の日が斜(なな)めに白い壁を明らかに照らす...
夏目漱石 「野分」
...澄み切った夜の空気に響き渡って...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...浪路は、檜(き)の香の高い風呂の中で、澄み切った湯に、すんなりした手足を透かして見て、心からのほほえみが止まらないのだった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そしてその眼つきのきれいさも人並外れた澄み方をしていた...
室生犀星 「童話」
...私の心のうちに拡がっております虚無の流れがイヨイヨハッキリ鏡のように澄み渡って来るのでした...
夢野久作 「少女地獄」
...秋の如く澄みわたつた濃青の空一面に星を満たし...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一見澄みきった深い淵のような気質と思う...
吉川英治 「茶漬三略」
...朝、最も早く啼くのが郭公(かつこう)である、くわつくわう/\と啼く、鋭くして澄み、而もその間に何とも言ひ難い寂(さび)を持つたこの聲が山から溪の冷たい肌を刺す樣にして響き渡るのは大抵午前の四時前後である...
若山牧水 「山寺」
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