例文・使い方一覧でみる「澁」の意味


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...昔の道中記にある民(しぶたみ)の宿場の跡がこれで...   昔の道中記にある澁民の宿場の跡がこれでの読み方
石川啄木 「鳥影」

...空一面にい顏を開いて...   空一面に澁い顏を開いての読み方
石川啄木 「漂泊」

...金をも出しる樣になつた...   金をも出し澁る樣になつたの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...々らしく振り向く...   澁々らしく振り向くの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...い顏を振りながら...   澁い顏を振りながらの読み方
海野十三 「心靈研究會の怪」

...川の旗亭、鼎坐して杯をあげ、斜陽の影に、天溪と手を分ちぬ...   澁川の旗亭、鼎坐して杯をあげ、斜陽の影に、天溪と手を分ちぬの読み方
大町桂月 「冬の榛名山」

...女中はまだ十八九の一寸皮のむけた女であつたが相變らず澄した顏をしてゐて口數を利かぬ...   女中はまだ十八九の一寸澁皮のむけた女であつたが相變らず澄した顏をしてゐて口數を利かぬの読み方
高濱虚子 「俳諧師」

...住職は六十を越した老僧で、末寺(まつじ)ながら上野では幅の利けた高徳、外に寺男の彌十老人と、小坊主が二人、それに檀家(だんか)から豫つて居るお類といふ年増女が一人、――年増といふとあだつぽく聞えますが、唐臼(からうす)を踏むやうな大跛足(おほちんば)で、紙色の顏には、左の頬から鬢(びん)へかけて、大燒痕(おほやけど)の引つつりがある上、髮は玉蜀黍(たうもろこし)の毛のやうな女――、年こそ三十前後ですが、これは又あまりに痛々しい不容貌(きりやう)です...   住職は六十を越した老僧で、末寺ながら上野では幅の利けた高徳、外に寺男の彌十老人と、小坊主が二人、それに檀家から豫つて居るお類といふ年増女が一人、――年増といふとあだつぽく聞えますが、唐臼を踏むやうな大跛足で、澁紙色の顏には、左の頬から鬢へかけて、大燒痕の引つつりがある上、髮は玉蜀黍の毛のやうな女――、年こそ三十前後ですが、これは又あまりに痛々しい不容貌ですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...紙と麻繩と蓋を見ました...   澁紙と麻繩と蓋を見ましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...老(ふ)けてゐるのはその紙(しぶがみ)色に焦(や)けた皮膚のせゐで...   老けてゐるのはその澁紙色に焦けた皮膚のせゐでの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...お孃さんくらゐのものでせうか」伊之助の答へには何んの滯(じふたい)もありません...   お孃さんくらゐのものでせうか」伊之助の答へには何んの澁滯もありませんの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...(しぶ)を引いた三つ繰りで雜穀屋などにある品物ぢやねえ」「――」「それからもう一つ...   澁を引いた三つ繰りで雜穀屋などにある品物ぢやねえ」「――」「それからもう一つの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...――こいつは天罰(てんばつ)だね」「どれ/\」風呂の焚(た)きつけに使ふ大きな團扇(しぶうちは)の上に後生大事にのせたのは...   ――こいつは天罰だね」「どれ/\」風呂の焚きつけに使ふ大きな澁團扇の上に後生大事にのせたのはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...一種苦な色が浮かぶのです...   一種苦澁な色が浮かぶのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...ハキハキとして何んの滯もありません...   ハキハキとして何んの澁滯もありませんの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...普通に萬葉集を讀むには解釋する側より見る故多少の意匠を凝らしたる句に逢へば只難の句とのみ思ひそれをとにかくに解釋するを以つて滿足する者多し...   普通に萬葉集を讀むには解釋する側より見る故多少の意匠を凝らしたる句に逢へば只難澁の句とのみ思ひそれをとにかくに解釋するを以つて滿足する者多しの読み方
正岡子規 「萬葉集を讀む」

...かつたのか顏を歪めて吐き出した...   澁かつたのか顏を歪めて吐き出したの読み方
正宗白鳥 「避病院」

...澤には未だに何人妾があるとか...   澁澤には未だに何人妾があるとかの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

「澁」の読みかた

「澁」の書き方・書き順

いろんなフォントで「澁」


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気を養う   動力機械   鉄色  

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