...敵を完全に潰滅させる...
...企業が倒産の危機に陥り、潰滅した...
...大雨が多くの家屋を潰滅させた...
...絶滅危惧種の生物が潰滅の危機に瀕している...
...負け続けてチームの士気が潰滅している...
...遂に政戦略の協調を破り徹底的潰滅に導いたのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...既に潰滅(かいめつ)したことによるいらいらした心情も...
梅崎春生 「桜島」
...第四部 文化論九 現代文化の状勢一 現下の文化運動所謂「左翼の潰滅」によって...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...他は容易に潰滅(かいめつ)するであろう...
中島敦 「李陵」
...どうせ支部の方ももう潰滅されてしまったことだろうし...
久生十蘭 「魔都」
...すつかり感興が潰滅してしまつて...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...権力とたたかってゆこうとしている意欲は決して潰滅しきっているのでないことを描こうとしたものである...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...むしろ自分自身のために潰滅することの方が多い...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...加波山の貯蔵所の潰滅(かいめつ)したことはむろんわかっているだろうし...
山本周五郎 「風流太平記」
...長岡城の潰滅するに及び民政局を越後三条に置かれければ...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...黎陽さえ潰滅すれば...
吉川英治 「三国志」
...燕人(えんじん)張飛がこれに待ち受けているのも知らずに」ここでもまた、潰滅をうけて、屍山血河を作った...
吉川英治 「三国志」
...陣を乱して潰滅を早めるにちがいないと思いますが……」「徐晃の説は大いに良い」曹操は賞めて...
吉川英治 「三国志」
...こんな潰滅状態のなかにありながらも...
吉川英治 「私本太平記」
...惨たる潰滅(かいめつ)をうけてしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...この前に、前田父子の陣は、茂山から旗を返して、遠く帰北し、佐久間の残兵も、一応踏みとどまって抗戦を試みたが、支(ささ)え得べくもなく、再び、潰滅されていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...完全に潰滅(かいめつ)し霧散(むさん)し去った...
吉川英治 「新書太閤記」
...根来の潰滅(かいめつ)を見せられ...
吉川英治 「新書太閤記」
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