例文・使い方一覧でみる「潰し」の意味

...... の読み方
饗庭篁村「木曾道中記」

...壓潰した樣に二列に列んだ茅葺の屋根... 壓潰した樣に二列に列んだ茅葺の屋根の読み方
石川啄木「赤痢」

...油虫を踏み潰したようなものだよ... 油虫を踏み潰したようなものだよの読み方
スティーブンソン　Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳「宝島」

...俺がこの足で踏み潰してやる」林田はそのまま進んで源吉の指をさしている辺（あたり）をぐさと踏んだ...
田中貢太郎「放生津物語」

...だから書き潰しが予想外に多かつた時などでも... だから書き潰しが予想外に多かつた時などでもの読み方
谷崎潤一郎「文房具漫談」

...主人を訴人して菱屋を取潰した金藏が... 主人を訴人して菱屋を取潰した金藏がの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...斯（こ）んな家の一つや二つ叩き潰しやどうなるてんだ... 斯んな家の一つや二つ叩き潰しやどうなるてんだの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...お美乃はお妙の眼を射潰したかつただけさ... お美乃はお妙の眼を射潰したかつただけさの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...のし餅のように平らにへし潰して殺したという評判があり... のし餅のように平らにへし潰して殺したという評判がありの読み方
久生十蘭「カストリ侯実録」

...闘士仲間でいう『鼻潰し』を喰らって... 闘士仲間でいう『鼻潰し』を喰らっての読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...関所の者共に浴びるほど酒を勧めて酔い潰し... 関所の者共に浴びるほど酒を勧めて酔い潰しの読み方
藤野古白藤井英男訳「人柱築島由来」

...そこらの青年団みたいなのが昼の時間潰しに入ってる... そこらの青年団みたいなのが昼の時間潰しに入ってるの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...家城大いに肝を潰し... 家城大いに肝を潰しの読み方
南方熊楠「失うた帳面を記憶力で書き復した人」

...甘ったるい暇の潰しようだ... 甘ったるい暇の潰しようだの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...オシャベリ姫は肝を潰して... オシャベリ姫は肝を潰しての読み方
夢野久作「オシャベリ姫」

...大人も小供も肝を潰して... 大人も小供も肝を潰しての読み方
夢野久作「白髪小僧」

...……ですから万一閣下がその電文を握り潰してお終（しま）いになるような事がありますれば私は大和民族の一員として... ……ですから万一閣下がその電文を握り潰してお終いになるような事がありますれば私は大和民族の一員としての読み方
夢野久作「暗黒公使」

...今夜こそ彼女（あいつ）の希望をドン底までタタキ潰してくれる... 今夜こそ彼女の希望をドン底までタタキ潰してくれるの読み方
夢野久作「二重心臓」

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