...正に是処に潰えんとす...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...背を擦りながら潰えてしまった...
直木三十五 「南国太平記」
...この暗い空の一端で潰えかゝつてゐるこの陰鬱な陰影が...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...いくらその大を恃みにしてみたところで潰え去るであらう...
吉川英治 「折々の記」
...黄忠の部下は、一時、鼓を鳴らし、喊声をあげ、甚だ旺んに見えたが、もろくも潰えて、蜘蛛の子のように夕闇へ逃げなだれた...
吉川英治 「三国志」
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