...窓に倚りて想ひを碧潭(へきたん)の孤舟(こしゅう)に騁(は)せ...
石井研堂 「元日の釣」
...伊納から古潭(こたん)の下流に至る七八哩の間が絶景だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...神居古潭(かもゐこたん)の停車場から汽車に乘り...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...神居古潭(かもゐこたん)に來た時は遲過ぎたです...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...神居山脈を貫く処に神居古潭(かむいこたん)あり...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...泳げもせぬのに深潭(しんたん)に飛び込み...
太宰治 「困惑の弁」
...數十の潭(たん)を合せたるものと稱すべく...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...深潭の底に泥土に蓋はれて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...比類ない断崖と深潭と高峯とを以て成るタコロ峡のことは...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...東蝦夷からぐるりとまわって古潭(こたん)の難所を抜け...
本庄陸男 「石狩川」
...十二月七日〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(第十回龍子個展より「真珠潭」の絵はがき)〕多賀ちゃんのお土産買いをかねて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...底何可測斬蛇潭...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...祭酒林家は羅山より鵞峰、鳳岡(ほうかう)、快堂、鳳谷、竜潭、鳳潭の七世にして血脈が絶えた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...竜潭(りゅうたん)の静寂は歴史の深みを漂わせているのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...明治時代を少壮で活躍した硯友派の山岸荷葉氏は雲潭門下で雲石と号し...
山本笑月 「明治世相百話」
...リンク急潭(ラピッズ)で...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...つるぎ山覗(のぞ)き滝の深潭(しんたん)から穴吹川(あなふきがわ)へ落ちてゆく激流が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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