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饗庭篁村 「木曾道中記」
...彼の唇潤すも彼の喉をば潤さじ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...水なるかな、水ありて緑あり、水は咽(のんど)を湿(うるほ)し、緑は眼を潤す...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...経済機構乃至社会の物質的土壌にまで観念の作用が浸潤する限り...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...地道に大衆の身辺に浸潤する時期なのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...汝(なれ)が眼は病める我が疲れし心を潤す用水の水なり...
永井荷風 「夜あるき」
...大地を潤す春雨の如く...
野村胡堂 「楽聖物語」
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原民喜 「かげろふ断章」
...其の民心に浸潤するの結果は...
福沢諭吉 「女大学評論」
...ひとたびこれに浸潤するときは...
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」
...『漏らぬ陰とて立ち寄れば 却って袖を潤す雫』 この松王...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...かさ/\に乾いた胸を潤すやうな...
水野仙子 「脱殼」
...詩集は本当に心をやすめ潤す力をもっているとおどろきます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...窮せる臣下と藩政とを潤すことができるであらう...
吉川英治 「折々の記」
...〇〇〇磅(ポンド)の資本を使用して二〇%の利潤すなわち二...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...彼はまず自分の喉(のど)を潤す...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...万人の胸を潤す物を作ることは我々の理想である...
和辻哲郎 「生きること作ること」
...心を潤すような愛らしさが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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