...昨夕(ゆうべ)の干潟の烏のようである...
鈴木三重吉 「千鳥」
...その男も矢張り俳句を作る男で新潟の片田舎のものであった...
高浜虚子 「丸の内」
...こんど新潟高校から招待せられ...
太宰治 「みみずく通信」
...伝蔵は角力が上手で二見潟と云う名乗を持っていたが...
田中貢太郎 「蟹の怪」
...平潟の廃頽(はいたい)的なのに比べたら...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...松浦潟の一角で泊つた...
種田山頭火 「行乞記」
...水を飮まうとすれば潟臭(かたくさ)く...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...柴山潟(しばやまがた)という湖にはさまれた...
中谷宇吉郎 「私の生まれた家」
...明石から新潟までの二等切符で...
正宗白鳥 「素材」
...アッシェンバッハは潟のくさったようなにおいをかぐように思った...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...やはり魚なんぞが河や潟(かた)のように住んでいるのか知(し)らと思って訊ねました...
室生犀星 「不思議な国の話」
...明治十二年に『新潟新聞』の主筆になって...
森鴎外 「渋江抽斎」
...新潟県、富山県などにも作り方に面白いのがあるが、さまで美しくはない...
柳宗悦 「蓑のこと」
...確に潟となるの運命を有すると思はれるのであります...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...潟の字をもって表示するカタのごときも...
柳田國男 「地名の研究」
...潟と北海の浪打際(なみうちぎわ)との間...
柳田國男 「地名の研究」
...隣の越後でもまたショウビンはキョロロまたナンバン鳥とも称し(『新潟県天産誌』)...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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