...ある組はむしろ白兵突撃まで無益の損害を避けるため地形を利用して潜入する等の動作を有利とする...
石原莞爾 「戦争史大観」
...本土内に潜入するやも計りがたく...
海野十三 「空襲警報」
...奥庭へ潜入することは容易でない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...後の者が前の者の特徴の符号を逆転するような機構も潜入することが出来るわけである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...今度は文学内部へ潜入することによって...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ブルジョア文化の根柢へ潜入するのには極めて無力であったのを特色とする...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...虚無が潜入するような隙間(すきま)は少しもなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...西蔵へ潜入する異邦人を監視する耳目(じもく)なので...
久生十蘭 「新西遊記」
...乱波(らっぱ)(敵国に潜入する第五列)もやれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...阿波へ潜入する前に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...阿波へ潜入することでもあっては大変と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...計画的に潜入するようになったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
...堺のキリシタン平山常陳の船に隠れて日本へ潜入する途中イギリス船に捕獲され...
和辻哲郎 「鎖国」
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