...(九月八日)十八 沈潛のこゝろ1自己の天分に對する自信は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...君は著者は無意識の偉大や碎けたる心や自己沈潛を説く人だが...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...無意識の偉大や碎かれたる心や自己沈潛の味が十分に出てゐないのは矛盾ではなくて當然である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...門外(もんそと)の柳(やなぎ)を潛(くゞ)つて...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...蛇(へび)の棲(す)む叢(くさむら)に身(み)を潛(ひそ)めいとも言(い)はッしゃれ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...急ぎて馳せてアカイアの水陣中に身を潛む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其時潛む場として...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...こなたリカオーン其下を潛り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彈丸(たま)を潛りて...
夏目漱石 「從軍行」
...其中(そのなか)に潛(もぐ)り込(こ)んだ...
夏目漱石 「門」
...潛戸の上のあたりを念入りに調べましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それが潛在意識として態度に現はれ...
萩原朔太郎 「田端に居た頃」
...客體はますます自己性從つて顯在性を強めますます他者性從つて潛在性を弱めねばならぬ...
波多野精一 「時と永遠」
...潛越を顧みず敢て一言を序する次第である...
藤原咲平 「山岳美觀」
...潛り戸を入つて敷石傳ひに玄關へ行くまで...
正宗白鳥 「孫だち」
...或者は偉大なる都市の包容力を幸にして何處かに影を潛めてしまつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...歸りの門の潛りも音を立てないで閉め...
室生犀星 「渚」
......
室生犀星 「星より來れる者」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??