例文・使い方一覧でみる「潛」の意味


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...從つて如何なる事物にも一定の光の下には美しく見ゆべき條件がんでゐることも亦爭はれぬ...   從つて如何なる事物にも一定の光の下には美しく見ゆべき條件が潛んでゐることも亦爭はれぬの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...内に内にと沈して行くことによつて...   内に内にと沈潛して行くことによつての読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...私は兎に角何ものかに沈するのである...   私は兎に角何ものかに沈潛するのであるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...殊に碎かれたる心と自己沈の心とは僕が切に待望し乍らも未だ到達し得ざる境地として...   殊に碎かれたる心と自己沈潛の心とは僕が切に待望し乍らも未だ到達し得ざる境地としての読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...門外(もんそと)の柳(やなぎ)を(くゞ)つて...   門外の柳を潛つての読み方
泉鏡太郎 「麻を刈る」

...月(つき)ならぬ眞晝(まひる)の緋葉(もみぢ)を(くゞ)つて...   月ならぬ眞晝の緋葉を潛つての読み方
泉鏡太郎 「麻を刈る」

...(くゞ)り門(もん)がキイと開(あ)くと...   潛り門がキイと開くとの読み方
泉鏡太郎 「畫の裡」

...心の底にみたる「恐(おそれ)」によりてふるひつゝ...   心の底に潛みたる「恐」によりてふるひつゝの読み方
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「ありとあらゆるわが思」

...東京ならば寒い戸外を急いで歩く時皮膚の表面は如何に冷くとも體内に抵抗力がんでゐて...   東京ならば寒い戸外を急いで歩く時皮膚の表面は如何に冷くとも體内に抵抗力が潛んでゐての読み方
江南文三 「佐渡が島のこと」

...かに御邊が父左衞門殿に...   潛かに御邊が父左衞門殿にの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...其時む場として...   其時潛む場としての読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...其爻辭の中に龍・見龍・飛龍・亢龍・群龍と五種を含んでゐる...   其爻辭の中に潛龍・見龍・飛龍・亢龍・群龍と五種を含んでゐるの読み方
内藤湖南 「易疑」

...大部分は一度支那をつて來て居ります...   大部分は一度支那を潛つて來て居りますの読み方
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其二)」

...御米(およね)も夫(をつと)の鼻(はな)の穴(あな)を(くゞ)る烟草(たばこ)の煙(けむ)を眺(なが)める位(くらゐ)な氣(き)で...   御米も夫の鼻の穴を潛る烟草の煙を眺める位な氣での読み方
夏目漱石 「門」

...横手の戸(くゞり)の上が...   横手の潛戸の上がの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...かう先を(くゞ)りました...   かう先を潛りましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...それが在意識として態度に現はれ...   それが潛在意識として態度に現はれの読み方
萩原朔太郎 「田端に居た頃」

...滯歐中の追懷は、彼の心にんで、その一生を暗くする女難の怖れを説明し、主人公をして單に紀行文の筆者、又は寫生的に描いた文章の主要人物よりも一歩進んだものとして浮ばせ度い爲めの背景なのである...   滯歐中の追懷は、彼の心に潛んで、その一生を暗くする女難の怖れを説明し、主人公をして單に紀行文の筆者、又は寫生的に描いた文章の主要人物よりも一歩進んだものとして浮ばせ度い爲めの背景なのであるの読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

「潛」の読みかた

「潛」の書き方・書き順

いろんなフォントで「潛」


ランダム例文:
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