...淫婦潘金蓮(はんきんれん)の妖(あや)しい夢...
芥川龍之介 「動物園」
...これは今日その銅器の實物は傳はつて居りませんけれども、それと同時に作られたらしいやはり齊侯の一種が今日でも支那に傳はつて、蘇州の潘氏、潘祖蔭の家にあると謂はれて居りますので、大體これは確かなものに違ひないのでありますが、その中にこの禹の説話を書いて居りまして、それから以後の殷周の革命に及んで居りますから、これらは禹を開闢者とした歴史思想の餘程確かに現はれたものであると言つて宜しからうと思ひます...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...外廊で何かひそひそ潘隠のささやきを聞いていた...
吉川英治 「三国志」
...潘隠の密報を諸大臣や...
吉川英治 「三国志」
...「狸め」何進は、潘隠へ向って、「こいつを血祭にしろ」と命じるや否や、再び、会衆の前に立って、「もう俺の堪忍はやぶれた...
吉川英治 「三国志」
...後陣の右翼におりましょう」「すぐこれへ呼べ」「はっ」潘鳳は...
吉川英治 「三国志」
...潘璋が去ると、また、「朱然(しゅぜん)を呼んでくれ給え」と、近侍へたのみ、その朱然が見えると、「新手(あらて)四千騎を加えて、敵城の南、東、西の三方へいよいよ圧力を加え給え、そして足下はべつに千騎をひきい、北方の小道や山野など隈(くま)なく遊軍として見廻っているように」と、いった...
吉川英治 「三国志」
...呉の大将潘璋(はんしょう)の伏勢が...
吉川英治 「三国志」
...いさぎよく(かぶと)をぬいで天命を呉に託されい」呉将潘璋は...
吉川英治 「三国志」
...また潘璋にはこれも関羽の遺物(かたみ)となった青龍の偃月刀(えんげつとう)を与えた...
吉川英治 「三国志」
...とうとう呉の大将潘璋の身内の馬忠という者の手で捕われました...
吉川英治 「三国志」
...すると麓のほうから潘璋の部下の馬忠が上がってきた...
吉川英治 「三国志」
...と天井の辺で潘(はん)金蓮の四肢(し)と裾(すそ)が蝶の舞いを描いた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...潘(はん)の爺さんというのが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...潘(はん)のおじいさんですか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...とたんに物蔭にいた潘(はん)の爺さんにつかまれていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...潘(はん)爺(じい)さんやら迎児(げいじ)やら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...潘維城(はんいじょう)に及んでいる...
和辻哲郎 「孔子」
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